出身高校:東海高校

入学大学:名古屋市立大学医学部

 

◇受験環境

始めは自分ひとりで勉強していましたが、それに限界を感じ、名市大医学部に現役で合格するために最短距離で学習をしたい、との思いから神戸講師会に入会を決めました。神戸講師会では、監修者である南野先生の「偏差値を40から70に上げる、大学受験英語の戦略と勉強法」(エール出版社)に書かれているように、土台となる基本のところから学習を始めていきました。特に英語は、長文がまったく読めず苦手意識を強く抱いていたので、中学校の文法からやり直しました。

学校生活では常に友人と模試の結果を競争していました。友人に負けたくない、という気持ちは少なからず学習意欲に繋がったと思います。部活は2年生の後半からは行きませんでしたが、学祭には意欲的に取り組みました。学習時間を増やすことは大切だと思いますが、ダラダラと長時間勉強するよりもメリハリをつけて勉強することの方が重要だと思い、やりたいことは我慢せずにやるようにしていました。

 

◇受験する大学を決めるまでのいきさつ

小学生の頃からなんとなく医学部に行きたいな、とは思っていたのと、自宅から通いたかったことから、国公立医学部を志望していました。名古屋市立大学では苦手な英語で自由英作文が出題されるため、不安に思う時もありましたが、講師会の先生が非常に丁寧に英作の添削をしてくださったので、最終的には自信を持って入試に向かうことができました。

受験勉強を始めたての頃は、行きたいところを目指す方が学習意欲は出ると思います。しかし最終的な受験校の決定は、模試の結果などを冷静に見て考える必要があると思います。

 

◇受験勉強の上手なスタートの切り方

南野先生の著書に書かれていることを参考に、どの科目も基礎から勉強しなおしました。英語に関しては、中学範囲の問題集を用いて基礎的なところを中心的にやるところから、数学は苦手単元の復習から、理科は学校の授業をペースメーカーとしてうまく使いながら基礎知識の確認から始めていきました。開始時期がいつであれ、どの科目も基礎固めから行った方が、最終的な結果につながりやすいと思います。

また南野先生の著書には、配点の高い、受験で最も重要な英語をまず上げるように、と書かれていました。私は理系だったため、まず英語と数学、次に理科、というように徐々に勉強する科目を増やしていきました。国語や日本史、特に苦手意識の強い国語は英語に自信がつき出してから始めていきました。

 

◇合格するための受験計画の立て方

問題を解くスピードは問題の難易度や得意不得意で差が出るので、その辺りを考慮に入れて立てるようにしました。自分が思っているよりも時間がかかるものなので最初の頃は焦ってしまうときもありましたが、塾の先生方が焦らないようにと何度も優しく声をかけてくださっていたので、余計な物に手をつけたり、過度なストレスがかかることが無かったです。

また、やらないと忘れていってしまうので、できるだけ毎日全科目に手をつけるようにしました。

長期休暇の時には、その期間ですべきことを書き出して手元に置き、常にどのくらい進んだかを確認しながら取り組むようにしました。視覚的に確認することで、どのくらい進んだかをはっきりと知ることができ、学習意欲につながったと思います。

 

◇合格を決めた勉強法

科目別勉強のコツ

英語

南野先生の著書通り、文法を一からやり直して、基礎を固めていったのが最短で学力を上げることができたポイントだったと思います。

使用テキストは、高校リード問題集リードⅠとAです。

入試で出題される長文に関しては、高3の始めはまったくといっていいほど読めていませんでした。そのため私は、英語に対して苦手意識を強く抱いていました。しかし、文法を固め、文法事項に忠実に長文を読めるようになってからは、塾の先生方は国公立医学部を志望しているという私のニーズをしっかりと理解してくれ、各ジャンルの文章の読み方、テーマの探し方などを細かく指導してくださいました。また、英作文に関しても私の間違えやすいポイントを中心に、妥協なく添削してくださいました。特に失点しやすい、名詞の単複形、時制などのミスを徹底的にチェックされ、数をこなすうちに自分でも意識できるようになっていきました。

最終的には長文を日に最低2題、できれば2題読むようにしていましたが、その際にはスピードを重視していくことができるようになりました。センター試験は問題量が多く、とにかくスピード勝負だと思っていたので、基本事項を繰り返し確認しながら取り組みました。基礎がしっかり固まっていたため、大抵の文章はスラスラと文法構造に忠実に読んでいくことができ、しっかりと話がつかめるようになっていきました。長文はすべて塾の先生が薦めてくれたものを繰り返し扱いました。単語はとにかく書いて、体に覚えこませるつもりでやりました。文法は高校リード問題集とネクステージ、長文は塾の先生が薦めてくれた長文を繰り返しやりました。

 

数学

塾の授業をペースメーカーとしてうまく利用していました。そのため、焦らずに勉強に向かうことができました。また、担当してくださった先生はとにかく安心感がありました。受験のプロとして、受験勉強のノウハウをしっかりと教ええてくださったからです。学校の友人と参考書・問題集の情報を交換し合い、いろいろな問題集に手をつけかけましたが、最終的には塾の先生を信頼し、1冊を完璧にするつもりで繰り返し取り組みました。今振り返ってみると、それが合格への近道だったと思います。

授業では特に、自分では全単元を網羅したつもりでも、取りこぼしている単元などがあり、そのような私の弱点を細かく指摘・指導してくださいました。その点で塾の先生方は、監視役というか、後見人のような印象を抱いていました。英語同様、土台となる力をしっかりとつけていただいたと思っています。

そして、英語同様国公立医学部という私の志望をしっかりと理解してくれており、私の苦手としていた記述の仕方を徹底的に指導してくださいました。塾に通うまでは「自分が分かればいいや」と思っていましたが、模試でことごとく「説明不足」とされ、自分では答案をどのように作成していったらいいか分からなかったので、大変ありがたかったです。

自分での学習としては、とにかく問題量をこなしました。ただ、すべてを解いていては時間が足りないと思ったので、実際に計算するのではなく、どういった手順をふめば解答が出せるかを考えるようにしました。チャートの基本例題を最低でも3回は解きました。答えを覚えてしまうくらいまでやりこむつもりでやりました。その後、チャートのエクササイズを解いて自分がきちんと理解できているか確認しました。

使った問題集は青チャートです。

 

物理

公式をむやみに覚えるのではなく、どのような条件で成り立っているか、などを理解しながら覚えるようにしました。

 

化学

ケタ数の多い計算を行う必要があるので、掛け算でミスをしないよう計算力を鍛えました。

全般的に出題されるので、苦手単元でも捨てずに頑張ったほうがいいと思います。

 

◇模試成績について

間違えた箇所を確認し、復習するために模試を活用していました。特に私の場合、数学の記述で「説明不足」になってしまうことが多かったのですが、塾の先生が細かく分析して下さり、その結果から指導をしてくださいました。

 

◇スランプ克服法

できない時期が続くとどうしても焦ってしまいがちですが、そういった時は必ず、冷静に現状でできているところ、できていないところを分析していくようにしました。また、得意教科の勉強に重点を置き、自信をできるだけ早く取り戻すことができるように心がけました。

 

◇試験本番・実況中継

二次試験の会場はピリピリしていて若干緊張しました。しかし、緊張しすぎていたり、焦ってしまうと集中できなくなるので、機械的に目の前の問題を解くことだけに集中していました。

 

◇後輩へのアドバイス

一つ一つ積み重ねていけば目標に届くはずです。志望校がはっきりしているなら、諦めず最後まであがいていこう!