英語勉強法<長文読解の土台となる文法学習編>


英語は、どの大学入試においても長文問題の配点が高い傾向にあります。 例えば、センター試験は大問6題のうち4題、200点中140点程が長文問題です。愛知県の大学でいえば、名古屋大学は長文2題と、会話文、和文英作、名古屋市立大学は長文3題と、自由英作です。また、慶應義塾大学SFCのように大問2題中2題とも長文問題という大学も複数校あります。> したがって長文の読解力を上げることが、合格に向けて最も重要です。

 

 読解力を上げる最短の道のりは、
 1、長文読解の土台となる文法を固める
 2、長文読解の演習に進んでいく
 です。
  
 焦って演習に手をつけ始める生徒が多いですが、それは遠回りです。
 ゴールからの逆算、つまり「長文読解のために何が必要か?」を明確にしながら、1単元ずつ「人に説明できるレベルまで」仕上げていきます。 ただし、当会監修者書籍にありますように、100%の正答率を目指すと、なかなか先に進むことが出来ません。90%から95%を目指しましょう。その辺りになるまで繰り返し演習を行っていくことで、長文読解の土台となる文法を徐々に固めていきます。それからまず基礎レベルの長文読解演習に、そしてセンター試験レベルの長文読解演習に進みます。

センター試験はほとんどが基本的な文構造・文法事項に忠実な英文で構成されています。そのため、国公立大を志望する場合も、私大上位校(早慶、上智など)を志望する場合も、まずこのレベルまでしっかりと仕上げてから、次のレベルに進むといいでしょう。
  
 実際に取り組む文法学習問題集について
 高校文法は中学文法と単元がほとんど重複しているため、中学文法を完璧にしておくことで、高校文法に取り組み始めた際、かなり楽に学習を進めていくことができます。
  
 当会では、高校3年生であっても偏差値50以下の生徒には中学文法から取り組ませる場合がほとんどです。
 一見遠回りなようですが、中学生のテキストから進めた方が、効率よく学習が進みます。
 それは、
 ・「少し簡単かな」と思うレベルから始めた方が、サクサク問題が解けて自信につながりやすい。
 ・土台の力が身に付いていなければ、どれだけ高いレベルの問題集に取り組んでも、その問題の解法が身に付くだけで応用力が身に付かない。つまり本当の意味で実力がついていかない。
 この2つが理由です。
 
 具体的な中学範囲の英文の骨格をつくる重要文法は以下です。
 be動詞と一般動詞(現在と過去)、現在進行形、過去進行形、未来、助動詞、関係代名詞、接続詞のthatのみ(他は後回し)、分詞、不定詞、動名詞、基本文型、比較、受動態、現在完了
 以上です。
  
 基本の1冊を完璧にするコツは、単元ごとに区切って勉強していくことです。
 繰り返しになりますが、1つの単元を人に説明できるレベルまで完璧にして、それから次の単元に進みます。
 そして、上に書いた単元ができたら、前置詞、代名詞、形容詞、副詞、名詞の順番に軽く勉強をします。
 最初に書いたものよりも重要度は低いので、さらっと勉強するだけで問題ありません。