久留米大学医学部の傾向と対策

《英語》

レベル: やや難

問題量: 標準

出題形式: 記述形式とマークシート形式

 

2014年度は約100~400語の短めの読解問題が3題、会話文が1題、文法問題が2題、発音問題が1題。会話文は2007~2011年度まで出題され、2012、2013年度では出題されていなかったが、2014年度で再び出題されている。この会話文の出題の有無以外は例年同形式で出題されている。記述形式は和文英訳と英文和訳の問題のみで、あとはマークシート形式の出題である。読解問題の内容は、医学、医療系から人文科学系など多岐に渡るため、あらゆるジャンルの長文を読んで対策をする必要がある。語彙レベルは高めだが、専門的な知識は必要ない。例年読解問題第2問では整序英作文が

出題されているが、難易度が高く苦戦する受験生が多い。文法・語彙問題は、難易度はやや高めである。誤文訂正は2009~2014年度まで出題されている。文法問題の比重が高いため、読解問題対策はもちろんのこと、語彙力と文法力の強化をしながら早めの文法・語法対策をするほうが良

い。

 

 

《数学》

レベル: 簡単

問題量: 標準

出題形式: 記述形式

 

小問集合で6~9題。微分・積分、関数、確率などが多く出題されている。教科書レベルの問題~入試標準レベルの問題と難易度に差があるため、確実に得点できる問題から手をつけていくよう、過去問を用いて戦略をたてておく必要がある。典型問題の出題が多いため、基本的な問題集一冊をしっかりとこなし、解法を完璧に理解するまで繰り返し学習しておくと良い。学習中は、「解法が分かったから大丈夫」ではなく、最後まで計算して答えを出すようにしておくことが重要である。

 

《化学》

レベル: 標準

問題量: 標準

出題形式: 記述形式

 

2012年度までは大問4題、2013年度以降は大問3題。全ての範囲から幅広く出題されている。特に有機分野の構造決定、高分子化合物からの出題が目立つ。標準的な問題が多いが、大問一つだけやや難しめという特徴がある。難しい大問にいかに時間を回せるかが合格の鍵となるだろう。まずは標準的な問題集を使ってミスなく短時間で解く訓練を日頃からしておく必要がある。難しい大問に関しても時間をかければ十分に高得点が狙えるレベルなので、特別な対策は必要ない。

 

《物理》

レベル: 標準

問題量: 標準

出題形式: 記述形式

 

例年大問3題。力学、電磁気学からそれぞれ1題、熱力学または波動から1題という形式になっている。力学からは、円運動、電磁誘導からは、磁場・電磁誘導、波動からは光波がよく出題される。やや難の問題も含まれているが、標準問題が多い。『良問の風』をしっかり仕上げることができれば、十分に対応できるレベルを身につけることができる。合格するためには高得点が必要となる。標準レベルの問題をミスなく高速で解く訓練を日頃からしておこう。余裕がある場合は、『名問の森』で演習を繰り返すと良い。

 

《生物》

レベル: 標準

問題量: 標準

出題形式: 記述形式

 

例年大問4題。核酸とタンパク質、動物の反応、遺伝からの出題が多い。標準レベルの問題が多く、難問はほとんど見られない。知識問題が多いが、難易度が高くないので合格するためには高得点が必要となる。そのため、苦手分野を作らないように意識して学習しなければならない。またケアレスミスは命取りとなるので、十分注意しなければならない。論述問題も出題されるので、要領よく文章をまとめる力も必要とされる。論述問題の対策として、問題集や過去問の解答例を読み、文章の構成などの参考にすると良い。