《英語》
レベル: やや難
問題量: 標準
出題形式: 記述形式とマークシート形式
2011~2014年度では読解問題が2題、文法問題が2題の出題。英文和訳、内容説明、和文英訳など記述形式の問題がメインで例年出題されている。長文のテーマは医学、医療、科学系だけでなく文系の内容など多岐にわたるため、さまざまなテーマの英文を使って読解問題対策をする必要がある。約350語や約700語の長さの長文である。文法問題は基本から標準レベルである。誤文訂正は2012年度以降必ず出題されている。発音・アクセント問題は例年出題されていない。記述形式の出題がメインであるという点で、難易度レベルを「やや難」としたが、決して英文レベルや設問レベルが高いわけではない。基本から標準レベルの問題をミスなく解答できる、しっかりとした基礎力をつけておくことが重要である。基礎力をつけたあと、記述形式の読解問題集を一冊やると良い。
《数学》
レベル: 標準
問題量: 標準
出題形式: 記述形式
毎年大問4題。数列、ベクトル、微分・積分、行列が頻出単元である。課程が変更されたため、2015年度入試以降は行列は出題されないだろう。問題レベルは基本~標準レベルとなっており、難問はほとんど見られない。典型問題が多いため、『黄チャート』の解法を覚えてしまうぐらい何度も繰り返すと良い。計算が煩雑になる問題が含まれているため、計算力は養っておく必要がある。日頃の学習から式を立てて終わりではなく、最後の答えまでしっかり出す訓練をし、計算力を鍛えておきたい。
《化学》
レベル: 標準
問題量: 少ない
出題形式: 記述形式
2008、2013、2014年度は大問5題、2009、2010、2012年度は大問6題、2011年度は大問3題。理論分野からは、化学結合、気体の法則、反応速度が頻出である。問題レベルは標準的であるため、教科書、標準レベルの問題集を一冊仕上げれば問題ないだろう。無機分野からの出題は比較的少なく問題レベルも標準的である。『重要問題集』のAレベルまでを仕上げれば十分対応できるレベルを身につけることができる。有機分野からの出題割合は多い。芳香族の構造決定、糖類、タンパク質、油脂がよく出題されている。理論分野および無機分野と同様、問題レベルは標準的であるため、教科書、標準レベルの問題集を一冊仕上げれば問題ない。この大学の特徴として論述問題が出題される。教科書、参考書を使い、重要な化学用語について要領よくまとめられるようにしておくと良い。
《物理》
レベル: 標準
問題量: 標準
出題形式: 記述形式
2009年度は大問6題、その年以外は大問5題。力学、電磁気学、波動、熱力学、小問集合からそれぞれ1題ずつ出題されている。力学からは、モーメント、円運動、電磁気学からは磁場・電磁誘導、波動からは光波がよく出題されている。問題レベルは、標準で典型問題が多い。小問集合もあるため全分野から幅広く出題される。苦手分野はなくしておくことが必要である。『良問の風』を使って、標準問題をまずは仕上げたい。描図や記述形式がよく出題されるため、過去問を解いて慣れておくことも重要である。
《生物》
レベル: 標準
問題量: 標準
出題形式: 記述形式
2010年度までは大問5題、2011~2014年度は大問4題。出題範囲は偏りがなく全分野から満遍なく出題されている。基本~標準レベルの問題がほとんどで難問は見られない。典型問題が多く、問題量もそこまで多くないので、合格するためには高得点が必要となる。標準レベルの問題集を一冊仕上げ、苦手分野がないようにしておきたい。論述問題も出題されるが典型的な問題がほとんどなので、しっかりと得点するために典型的な問題を何度も解いておくと良いだろう。
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