日本大学医学部の傾向と対策

《英語》

レベル: 標準

問題量: 多い

出題形式: マークシート形式

 

2014年度に記述形式(自由英作文・単語完成)がなくなりマークシート形式のみになった。その代わり長文の語数は増えたため、問題量はやや多めである。文法・語法問題3題、会話文1題、読解問題2~3題、という構成が2010~2014年度まで続いている。文法・語法問題では、誤文訂正が2010~2014年度まで連続で出題されている。読解問題の文章のテーマは医学、医療、科学に関するものが多い。大部分は標準的なレベルの問題がメインである。稀にある難問は捨てることも戦略。読解力がつくことで総合的な力が身についていくため、読解問題で5~6割得点できる力をまずつけてから文法問題対策をすると効率的である。

 

《数学》

レベル: 標準

問題量: 多い

出題形式: 記述形式

 

例年大問4題。確率、ベクトル、積分が頻出単元である。大問1は小問集合となっている。小問集合は基本~標準レベルの問題が多い。大問2~4はほとんどが標準レベルではあるが、やや難の問題も含まれている。小問集合をいかに短時間で正確に解けるかがポイントとなる。考えさせる問題の出題も最近は目立つが、それでも典型問題が多い。『黄チャート』のEXERCISE までを、解法を覚えてしまうくらい何度も繰り返すと良い。試験時間に対して問題量が多いため、日頃から計算スピードを意識しながら演習すると良い。

 

《化学》

レベル: 標準

問題量: 多い

出題形式: マークシート形式

 

2009年度までは記述形式が主体であったが、2010年度から全問マークシート形式に変更された。2 0 1 0 年度は小問集合、2 0 1 3 年度は大問5 題、2011、2012、2014年度は大問6題。全体的に見て理論分野からの出題が多い。出題範囲に特徴があるわけではないが、計算問題が多く出題される。問題レベルは標準的なので、公式を自由に使いこなせるように、標準レベルの問題集を使い演習を繰り返すと良い。無機分野からの出題は比較的少なく問題レベルも標準的である。『重要問題集』Aレベルまでを仕上げれば十分合格点を取る力を身につけることができる。有機分野からは、元素分析、構造式の決定が頻出である。試験時間に対して問題量が多いので日頃から解くスピードを意識して問題演習を行うと良い。また、日頃から本番のつもりで丁寧に正確性をもって取り組むことも重要である。

 

 

《物理》

レベル: 標準

問題量: 標準

出題形式: マークシート形式

 

2009年度までは大問4題、2010~2014年度までは大問5題。力学からは円運動、単振動が、電磁気学からはコンデンサーが、波動からは光波、特にレンズがよく出題されている。2010年度から全てマークシート形式になり、難易度は基礎~標準レベルの問題がほとんどである。年々難易度が下がってきているので、合格するためには高得点が必要となる。どの範囲の問題が出題されても、高速で正確に解ける実力が要求される。標準レベルの問題集を何度も繰り返し、公式を自由に使いこなせ

るようにしておきたい。

 

 

《生物》

レベル: 標準

問題量: 標準

出題形式: マークシート形式

 

例年大問5題。動物の反応、遺伝、生物の集団からの出題が多い。問題はほとんどが標準レベルであるが、細かい知識を問う問題や、複雑な実験を用いた考察力を問う問題が出題されることもある。だが試験問題全体としては典型的な問題が多いため、それらの問題をどれだけ短時間で正確に解いて、難しい問題に時間を回せるかが合格の鍵となる。まずは標準レベルの問題集を一冊しっかりと仕上げてから、教科書や便覧を使って細かい生物用語の確認をしておく必要がある。