東京医科大学の傾向と対策

《英語》

レベル: やや難

問題量: 多い

出題形式: マークシート形式

 

2007~2014年度連続で発音問題1題、読解問題2題という出題傾向が続いている。文法・語法問題は2008~2012年度まで2題出題されてきたが、2013年度以降は1題となり会話文が一つ増えた。読解問題の文章のテーマは医学、医療、科学系が多いが多岐にわたるため、あらゆるジャンルの文章を読んでおくと良い。読解問題の英文の内容や語彙レベルはそれほど高くないが、時間に対する問題量

が多いため、長文を読むスピードが求められる。

 

《数学》

レベル: 標準

問題量: 多い

出題形式: マークシート形式

 

例年大問4題。三角関数、ベクトル、微分・積分が頻出単元である。問題レベルは、標準的で典型問題がほとんどである。ただ60分という試験時間で解ききることはかなり難しいと思われる。合格するためには、いかに計算を正確に速く出来るかがポイントとなるだろう。『黄チャート』のEXERCISEまでのレベルの問題を何度も繰り返し、公式を自由に使いこなせるようになると良い。計算ミスは命取りとなるため、日頃からミ第6章 ターゲット19 校大学別カリキュラムスをしないよう意識しながら演習をすると

良い。

 

 

《化学》

レベル: 標準

問題量: 多い

出題形式: マークシート形式

 

例年大問5題。理論分野からは、化学結合、溶液の濃度、中和滴定、化学平衡がよく出題される。とくに化学平衡のなかの電離平衡に関するpH計算は頻出である。問題レベルは標準的であるため、標準レベルの問題集を何度も繰り返し、公式を自由に使えるようにしておくと良い。無機分野からは、満遍なく出題されている。ただ覚えていれば解けるという問題は少なく、塩の推定など思考力を問われる問題が多い。有機分野も、無機分野同様に断片的な知識だけでは得点に結びつかない。無機、有機分野ともに、基礎知識の整理を終了させてから、教科書の欄外、図説などに目を通し知識を深めておく必要がある。また、類似問題が繰り返し出題される傾向にあるので、過去問の演習を何度も行うことで形式に慣れておくと良いだろう。

 

《物理》

レベル: 標準

問題量: 多い

出題形式: マークシート形式

 

2013年度までは大問5題、2014年度は大問9題になり構成が大きく変わった。力学、電磁気学、波動、熱力学、原子全ての範囲から満遍なく出題されている。2013年度までも満遍なく出題されてい

たため、この方針は継続されるだろう。そのため、苦手分野をつくらないことが合格するためには必要となる。2014年度の入試では、多少、数値計算が楽になったが、計算問題を速く正確に処理する能力も必要となる。日頃の学習から式を立てて終わりではなく、最後の答えまでしっかり出す訓練をしておくと良い。

 

《生物》

レベル: 標準

問題量: 多い

出題形式: マークシート形式

 

例年大問4題。動物の反応、タンパク質、進化からの出題が多い。ただ大問1が各分野からの小問集合となっているため、全分野を満遍なく演習しておきたい。問題は標準レベルが多いが、やや難の問題も含まれている。まずは標準レベルの問題集を一冊しっかりと仕上げてから、教科書や便覧を使い、細かい生物用語の確認をしていく必要がある。重要とされている単語だけでなく欄外に参考として書かれている知識にも目を通しておくと良い。試験時間に対して問題量が多いため、速く正確に解く必要がある。問題文が長いという特徴もあるので過去問を使い、長めの問題文に慣れておくと良いだろう。