北里大学医学部の傾向と対策

《英語》

レベル: 標準

問題量: 多い

出題形式: マークシート形式

 

例年読解問題1題、会話文1題、文法問題2題と英作文1題(語句整序)である。文法問題では空所補充がよく出題されている。読解問題はそれぞれ約600~900語の長めの文章である。2009年度までは試験時間が90分であったが2010年度から70分となったため、時間配分には気をつけて正確かつ高速に読む力が必要である。読解問題の文章のテーマは医学、医療、科学系が多いが、専門知識がないと解けない語彙レベルではない。文法問題も含めて全体的に基本から標準レベルの問題で構成されているため、しっかりとした基礎力をつけておくことが重要である。

 

《数学》

レベル: 標準

問題量: 標準

出題形式: 記述形式

 

例年大問3題。大問1は小問集合、大問2は行列、大問3は微分・積分が毎年出題されていた。2015年度以降は新課程になるため大問2の出題は変わるだろう。レベル的には、基本~標準レベルのものがほとんどである。入試典型問題からの出題が多いため、問題集一冊をしっかりとこなし、解法を完璧に理解するまで繰り返し学習しておくと良い。うまく誘導にのっていかないと計算にかなり時間がかかってしまう場合がある。そのため、日頃の学習から最後まで答えを出す訓練をし、計算力を鍛えておくと良い。

 

 

《化学》

レベル: 標準

問題量: 多い

出題形式: マークシート形式

 

例年大問5題。理論分野からは、中和滴定、気体の法則、化学平衡が繰り返し出題されている。見慣れない問題が稀に出題されるが、ほとんどが典型問題である。無機分野は毎年出題されているが、問題量は少なめである。有機分野からの出題が多く、内容も構造決定、異性体に関する問題、アミノ酸、タンパク質など幅広く出題されている。試験時間に対しての問題量が多いため、いかに有機分野を高速かつ正確に解けるかが合否の鍵となるだろう。問題のレベルは標準的である。日頃から標準レベルの問題集を繰り返し、基本知識、計算方法などをしっかりと定着させておくと良いだろう。また、出題形式の似ている東京医科の過去問を用いて演習を繰り返すと良い。

 

 

《物理》

レベル: 標準

問題量: 多い

出題形式: マークシート形式

 

例年大問3題。小問集合、力学、電磁気学からそれぞれ1題ずつ出題されている。力学からは、モーメント、仕事とエネルギーが、電磁気学からは、磁場・電磁誘導がよく出題されている。基本~標準レベルの問題がほとんどである。小問集合では、波動、熱力学からも出題されているので、苦手な分野はなくしておきたい。標準レベルの問題集を一冊しっかりと仕上げれば、十分に高得点が狙えるだろう。少量であるが、やや難の問題も含まれている。解くのに時間がかかりそうな時は後回しにすると良い。

 

《生物》

レベル: 標準

問題量: 多い

出題形式: マークシート形式

 

例年大問3題。満遍なく全分野から出題されているが、とくに動物の反応、タンパク質、遺伝からの出題が多い。問題はほとんどが標準レベルである。知識問題、計算問題は共に典型的な問題が多いので、取りこぼしは出来ない。問題量に対して試験時間が短いので、高速かつ正確に問題内容を読み取る力が必要となる。特に注意すべきは実験問題で、見慣れない問題も出題される。短い時間で実験内容を正確に把握して、どれだけ得点を積むことができるかが合否の分かれ目になる。問題集、過去問で多様な問題に取り組み、さらに目新しい問題にも慣れておくと良いだろう。