兵庫医科大学合格:青木 佳史(仮名) 愛知高校卒、1浪

 

◇受験環境

小学生の頃は野球漬けの日々を送っており、勉強は二の次、当然成績はよくない方でした。中学生では定期テストで順位が出ることから、少し勉強を意識するようになりましたが、それでも「周りの子より少しできればいいな」という程度の気持ちでした。このように、特に勉強に対して強い思い入れがあるわけではなく、高校の志望校もなんとなくで決めていました。その結果、私立は県内上位校に合格することができたものの、公立は中堅レベルの高校にしか合格できず、結局私立へ進学することにしました。

高校進学の段階では、自閉症に興味があり、「研究ができたらいいな」という淡い希望はあったものの、自分の学力的に医学部は絶対に無理だろう、と最初から諦めており、医学部への進学は1ミリも考えていませんでした。僕が進学した高校では、毎週のように週末課題が課されます。必然的に勉強漬けの日々になりました。クラス分けでは上位のクラスに入ることができ、医学部を目指す友人が多くいました。そういった中で生活することで、医学部への進学を強く意識するようになっていきました。

高校3年間は来たる大学受験に向けて、早目の段階から準備していかなければまずいということが、高校受験の結果から明らかだったので、高校進学と共に塾に通うことに決めました。僕が通うことにした塾は神戸講師会名古屋校です。神戸講師会名古屋校はいつでも入塾できるわけではなく、特定の日に一斉に申込をし、面接試験を受ける必要があります。その時僕は公立高校入試が迫っていたのですが、それを伝えたら面接日程を公立高校入試後に設定してくれました。その対応を見て、1人1人に合わせてくれる、居心地のいい塾であることが入塾する前の段階で分かりました。また、公立高校入試対策プリント、監修者である南野先生の書籍をプレゼントしてくださいました。特に対策プリントを見て、今まで僕がやっていた勉強はただ問題を解くだけだったので、こんな風に復習していくんだ、と驚きました。ここに入塾すればしっかりと学習方法が学べて、正しい道筋で、最短で、志望校合格に向かっていける!そう確信しました。

 

◇予備校について

浪人時代は大手予備校と神戸講師会に通いました。大手予備校に通うことにしたのは、自習する環境の確保のため、また基礎を根本的に理解するためです。神戸講師会では、大手予備校では確認しきれなかった箇所と苦手箇所を中心に取り組みました。先生が僕の苦手箇所を細かく把握してくださっていたため、無駄なく、とても効率よく、勉強を進めていくことが出来たと思います。

浪人時代はどの科目も、新しいことをやるというよりも、とにかく完璧になっていないところを見付けてはつぶす、ということの繰り返しでした。特に英語は1年間、新しい問題集には一切手を付けていません。志望校を現役時代から変更したため、その対策として和訳問題集には取り組みましたが、それ以外は現役時代に取り組んだ長文の復習をひたすら行いました。「君は基本的な知識はしっかりとある。インプットは十分。新しい問題集で更にインプットをする必要はない。これからは復習を繰り返すことでアウトプットを完璧にできるようにしていこう。まず既に扱ったことのある英文でアウトプットの練習をする。そこで知識を更に定着させる。そうすることで初見の英文でもしっかりとアウトプットできる、本当の意味での実力がついてくるから。」と、ほぼ毎授業言われていました。新しい英文を読まないということに対し、初めは不安を抱いていました。ですが、実際に授業で先生に細かい箇所を質問されるとパッとは答えられなかったり、そもそも答えが間違っていることもありました。復習が完璧ではなかったからですよね。そこから復習に力を入れ始めました。すると、それまで感じていた、内容によって読めたり読めなかったりということがなくなりました。こうして英語が安定し、自信を持って得点源と言えるようになりました。

 

◇受験校決定まで

高校1年生の時に、「医学部へ進学したい」、「医学部を志望校にしてもいいのかも?」という気持ちが芽生え始めました。しかし、「医学部に進学したいな」、「近いから愛知医科大学がいいかな」この程度の志望だったため、今振り返ってみると現役時代はいまいち火がつききっていなかったように思います。浪人することとなり、現役時代の反省を踏まえ、『医学部へ進学して、医師となって何がしたいのか?』を真剣に考えた時、麻酔科医としてターミナルケアに携わりたいという目標が定まりました。なりたい医師像が固まったことで、第一志望を兵庫医科大学に。このように明確な目標が定まったことで、その目標に向け浪人時代は走り続けることが出来たように思います。

人は目標がなければ本気で取り組むことは誰しも難しいと思うので、できるだけ早く目標を明確にすることは重要だと僕は思います。また、このように明確な目標があることは、大学部入試の面接試験において有利になると思います。

実際の受験校決定は、自身の最終目標に合っているかはもちろん、入試の難易度と問題の自分との相性、施設整備、国家試験合格率を第一に考えつつ、息抜きのための趣味がしやすい環境であるか、も考慮に入れました。それらを基に候補に挙げた大学はすべて見学に行きました。よく百聞は一見に如かずと言いますが、これは本当だと思います。実際僕も兵庫医科大学のオープンキャンパスに行ってみて、大好きな甲子園の近くにキャンパスがあることを知り、とても興奮しました。

 

◇参考書について

<数学>

・青チャート(数研出版)

→この1冊で全範囲しっかりと押さえることが可能。基本例題・重要例題を何度も繰り返し行い完璧にしてからEXERCISEをやることをおすすめする。

・大学入試攻略数学問題集(河合出版)

→チャートがある程度完成してからこの問題集に取り組むことをおすすめする。毎年夏頃その年の最新版が発売される。僕は浪人時代、「夏にこの問題集が売られ始めた頃にこの問題集に取り組めるようにしよう!」と目標にしていた。しかし僕は最終的に、青チャートEXERCISEを繰り返し取り組んだため、この問題集にはほとんど手を付けなかった。

 

<物理>

・良問の風(河合出版)→基礎を仕上げるのによい。

・名問の森(河合出版)→この問題集を完璧にすれば、どの大学も対応可能だと思う。

・重要問題集(数研出版)

・物理のエッセンス(河合出版)→参考書として使用したが、軽い読み物のような感じで読みやすく、よかった。

 

<化学>

・新標準演習(三省堂)

・新演習(三省堂)→これはやるべし

・重要問題集(数研出版)

 

<英語>

単語帳

・ターゲット1900(河合出版)

・鉄緑会東大英単語熟語鉄壁(角川学芸出版)

 

文法

・高校リード問題集Ⅰ、A(塾専用教材)

・NextStage(旺文社)

→発音・アクセント問題の確認とイディオムの確認に使用した。

・全解説実力判定英文法ファイナル問題集(桐原書店)

→標準編を現役時代・浪人時代通して繰り返し何度も、それこそ覚えてしまうくらい何周も解いた。直前期は追い込みをかけるため難関大編を使用した。

 

長文

・ハイパートレーニング1、2、3(桐原書店)

・集中マスター英語長文問題集レベル2(旺文社)

・富田の英文読解100の原則(大和書房)

・レベル別問題集4、5(東進ブックス)

・必修問題精講(旺文社)

・パラグラフリーディングのストラテジー2(河合出版)

→このテキストは文の構造や本文内容把握まで、細かく解説が書いてあり、よかった。愛知医科、岩手医科、金沢医科、慶應義塾大学医学部志望は特におすすめする。

 

その他

・大学入試よく出るテーマ読み解き英語長文500(旺文社)

・大学受験のための英文熟孝上・下(旺文社)

・私大医大の英語[長文読解編](教学社)

この4冊は神戸講師会の先生が問題を選んでくださり、授業内で取り組みました。

 

◇合格を決めた勉強法

英語は神戸講師会にお任せし、理系科目は以下のように自分で勉強を進めていきました。どの科目も基本的な学習方針は同じだからです。それは、【土台となる基礎レベルをまずしっかりと固める、土台が固まりきってから少しずつレベルを上げていく。決して最初から入試問題、応用レベルに取り組まないこと。】ということです。理系科目については土台が固まってからは神戸講師会の先生に言われたように、各単元、毎日1問ずつ解くようにしていました。

 

<数学>

4~7月

・公式の導き方の確認。

→加法定理や点と直線の距離など。ただ暗記するのではなく、証明を自分自身で行うことで、公式そのものを理解することを目標にした。個人的にこの学習はかなり重要だと考える。国公立大医学部を第一志望とする受験生にはぜひとも取り組むべき。

・青チャート演習(基本例題と重要例題)

→ただ公式を理解するだけでなく、どのような問題の時にどの公式を使うのか、どのような流れで解いていくのか、を完璧に自分のものにするため、並行して青チャートに取り組んだ。神戸講師会の先生から「どのページをパッと開いても速攻で解法が思い浮かぶ」レベルまでやりこむように、と言われていたので、前半の時期は前から順に取り組み、後半の時期はランダムに取り組み、本当に自分が完璧に理解できているのか?をチェックするようにした・

 

夏休み~11月中旬

・青チャート演習(EXERCISE)

11月下旬~

・過去問

→志望順位の高い大学から数年分ずつ取り組んだ。

・青チャートで弱点強化

 

<物理>

4~7月

・公式の導き方の確認。

→数学同様、証明を自分自身で行うことで、公式そのものを理解することを目標にした。

物理が得意な人はあまり必要ないが、苦手な人は絶対に取り組んだ方がいい。

・良問の風・名問の森

→1分野ずつ、公式の確認・・・>良問の風・・・>名問の森と進めていった。

 

夏休み~11月中旬

ひたすら名問の森に取り組んだ。名問の森を完璧にすればどんな問題でも対応できるようになると思う。

 

11月中旬~

・過去問演習

→志望順位の高い大学から数年分ずつ取り組んだ。

・名問の森で弱点強化

 

<化学>

4月~8月

・有機・理論の演習

・1単元毎に、新標準演習・・・>新演習と取り組んだ。新演習は★2つまで。

夏休み

・無機の暗記。短期間で覚える→テスト、を繰り返して知識を定着させた。

 

9月~11月中旬

・全単元、新演習2周目に取り組んだ。ここでも★は2つまで。

11月中旬~

・過去問演習

→志望順位の高い大学から数年分ずつ取り組んだ。

・新演習で弱点強化

 

<英語>

英語は高校スタート時から神戸講師会で、入試に向けて勉強を進めていきました。長文読解の土台となる文法学習を、重要単元や僕の苦手単元に関しては中学生のテキストから進めました。中学生のテキストをやり始めた頃は、「ここからやる必要あるのかな?」と思ったこともあります。しかし先生は、なぜその問題集を進めていくか?を丁寧に説明してくださいました。

・「少し簡単かな?と思うレベル」から勉強を進める方が、サクサク問題が解けて自信につながりやすい。

・結局土台の力が身に付いていなければ、どれだけレベルの高い問題集をやってもその解法が身に付くだけで応用力が身に付かない。

この2点が理由です。

そう言われ、先生を信じて取り組むことにしました。実際にその問題集に取り組んでいくと、自分ではわかったつもりでいた箇所がいくつもあったので、やはり中学生のテキストから始めて正解だったと感じました。

 

読解演習に進んでからは、とにかく復習がしっかりできているか?のチェックを繰り返しされました。「文構造・文法に忠実に、精度の高い和訳ができるように」「人に説明できるレベルまで」と、少しでも意訳だった箇所があった場合は容赦なく再トライになっていました。ただ、今振り返るとこの時の復習はまだまだ精度が完璧ではなかったと思います。浪人時代に復習をしてみて、いかに自分の復習が甘かったかを実感しました。僕は現役時代、その時だけ復習して理解した気になっていたので、既に学習を終えた長文は何度も繰り返し、入試直前まで復習し続けることが大切だと、この本を読んでいる皆さんに伝えたいです。

 

◇夏休みの過ごし方

夏休みは予備校の授業がなく、自分のみで勉強する期間です。僕は神戸講師会の授業以外で英語を一切やらなかったため、英文を読むスピードが一気に下がり、戻すのに1ヶ月近くかかってしまいました。そのため、少しでもいいので毎日全科目取り組むことをおすすめします。

 

◇直前期の勉強法

直前期にしたことは過去問研究と弱点強化の2つです。

過去問研究というのは、受験大学の傾向や試験時間の確認です。これを踏まえて併願校の決定をしました。

実際の勉強は弱点の強化が中心でした。この際、応用レベルの問題ではなく、標準的なレベルをとにかく完璧にするようにしました。私大医学部の問題は結局標準レベルの問題が多いので最後に標準レベルの取りこぼしをなくすことが、合否の分かれ目だと思います。

過去問は試験時間をどう使用するか、つまりどの問題から解くかの選択も含めた試験そのもののシミレーションのための演習と、弱点を正確に把握するためにのみ使用し、むやみに過去問演習を繰り返さないようにしました。ただ闇雲に過去問にとりくんでだけいても力はつかない、と神戸講師会の先生に言われていたからですが、それは本当だったと思います。

また、勉強法ではないですが、人は起きてから3時間たたないと頭が働かないと聞いたため、リズムを整えるため入試直前期は試験開始時刻の3時間前に起きるようにしました。

 

◇ベストな併願校の選び方

  • 私大医学部は問題形式が大きく分けて2種類です。(マーク型と記述型。数学の場合は穴埋め型もあり、3種類です。)どちらの問題形式が自分に合っているかを見極め、なるべく統一して併願校を考えるべき。
  • 連日試験になるような日程は出来るだけ避けるべき。疲れた状態で試験を受けても自分の実力が発揮できないと僕は思います。

 

◇受験当日

  • 試験が始まったらすぐに、試験問題すべてに目を通すこと。そうすることで、できると思う問題、時間がかからなさそうな問題、また自信のある分野の問題から取り掛かるようにすべき。
  • 英語なら文法問題や発音問題など、化学なら有機・無機の暗記単元などです。
  • これらを先に解いてしまうことで、解くリズムができ、後の問題を解いていく時の一助になります。というのも、人間はリズムの中で生活していると僕は思うからです。
  • 解く時にしっかりと問題文を読むこと。当たり前ですがとても大事なことです。
  • 解けたと思っても油断しないこと。解答転記ミス、マークミスや、計算ミスを疑いましょう。

 

~計算ミスを防ぐ方法~

  • 狭いところ、小さな文字で計算しないようにする。
  • 化学・物理の割り算はなるべく分数にしておき、最後に割るようにする。
  • 小数点は有効数字で表す。
  • 数学は式・計算過程を省略しない。
  • 消しゴムを遣わず、間違えた箇所は×をつけておく。こうすることで間違えたところが分かるし、見直しに役立つ。

 

~マークミスを防ぐ方法~

  • 大問や半ページなど、区切りの良い所まで解いてから一気にマークする。答えが出る度にマークしていたら、解答欄ズレや時間ロスに繋がる。かといって全部解き終わってからマークするのは絶対にやめた方がいい。
  • 試験会場では参考書を見ない。見ないと不安になるかもしれませんが、それは逆効果だと思います。見るとしても、苦手な問題の確認ではなく、公式や基本的な箇所の確認にすべき。
  • 試験前の自分のルーティーンを作る。僕の場合は、15~20分前から15~10分前まで→トイレ、お茶・ラムネ、携帯でお守りを見る、携帯の電源を切る。15~10分前から試験時間開始まで→深呼吸、瞑想、試験時間の確認、注意事項を見る、10秒前からカウントダウン
  • 試験問題を楽しんで解くこと。「この問題が出たかー」「やったことある問題が出題されているな」「知らねーよ」「こんなのみんな解けないぜ」と思いながら解く。

 

◇スケジュール管理について

僕は本当にスケジュール管理が苦手でした。なので、きっちりスケジュールを立てて進めるということはしませんでした。ただし苦手科目・分野については1日かけてしっかり取り組むようにしました。また、毎日最低限これはやる、というのを決めて取り組むようにしました。

 

◇ノート・カードの作り方

<英語>

自分が間違えた文法事項・単語を自分でルーズリーフにまとめ持ち歩き、いつでも確認できるようにしました。

 

<数学>

公式証明を1冊のノートにやりました。

間違えた問題や初見の問題の解法やポイントをノートにまとめました。

 

<物理>

公式証明・現象・原理を1冊のノートにまとめてやりました。

 

<化学>

有機・無機のまとめノートを作成しました。特に、過去問でかなり細かい知識まで出題されているので、新しいものを見かける度にメモしていくようにしました。

 

◇不得意科目の克服法

僕は物理が苦手でした。現役時代は基礎力がなかったので、浪人して基礎的な公式の確認などからしっかりとやり直しました。その際、あえて簡単な問題を解くことで、「解けた」という実感を感じながら、「できるかも?」と錯覚しながら、苦手意識を少しずつ克服していきました。これは神戸講師会監修者である南野先生の書籍に書かれていた方法であり、高1の頃から度々言われてきたことでした。やり初めは「そんなの本当かな?」と半信半疑でしたが、実際僕は物理に対する苦手意識がまったくといっていいほどなくなったので、この方法はとてもおすすめです。

 

◇私の暗記法

  • ゴロ合わせ・・・人に発表するわけではないので、とにかく自分の覚えやすいゴロを自分で作るのがいいと思う。意外とゴロを作るのは楽しかった。
  • ノート1ページをそのまま絵のように暗記する。ゴロよりも記憶は曖昧になるため、化学式などには向かない。数学の解法や書き出しなど、なんとなくの感じを定着させるのには有効だと思う。
  • 単語や反応式などはひたすら書いて暗記した。

 

◇受験に役立ったアイテム

  • カイロ
  • マスク
  • 冷えピタ・・・受験会場は暑い時があった。ほてり防止やクールダウンのため。
  • ラムネ・・・糖分・エネルギー補給のため。個人的にはチョコよりよかったと思う。

 

◇携帯(スマホ・iPad)について

  • 辞書の代わりとして使える。おすすめアプリは<じしょ君><語語ナビLi>
  • 参考書や教科書に書かれていない知識を調べるのに使える。おすすめサイトは<受験の月(数学・物理・化学)><高校数学の美しい物語(数学)><高校物理のわかりやすい部屋(物理)>
  • 外出時で参考書を開けない時にさっと見るために使う。
  • すきま時間での学習のため、英単語アプリをいれておく。おすすめは<私の英単語>
  • リスニング演習をする。おすすめアプリは<センターリスニング>
  • ホーム画面に自分のやる気を引き出す言葉や画像を設定する。僕は「大学合格」と入った五角形の柿をホーム画面に設定していました。

 

ただし、画面直視による視力低下には注意した方がいいです。視力の低下により視野が狭くなり、英文や問題文を読む際に読み間違いやスピード低下につながりかねないからです。また、よく言われていますが寝る前に携帯をあまり見ないようにしましょう。ブルーライトを浴びたことにより眠れなくなったり、眠りが浅くなり、記憶力が低下してしまうからです。

 

◇父兄の方へ

僕の両親は僕の医学部進学に際し、本当に様々なことをしてくれました。

  • 幼い頃から考える習慣を身に付けさせてくれた
  • やりたいことを全力で応援してくれた
  • 勉強面に関してあまり介入してこなかった
  • 家をいつも穏やかな環境にしてくれており、のびのびと勉強できるようにしてくれた
  • 志望校を調べるなど、助けが欲しい時には惜しみなくサポートしてくれた
  • 幼い頃から興味を持ったことに対して常に応援してくれていた

など。両親には本当に感謝しています。

 

◇医学部を受験する皆さんへ

「医師は人の命を懸ける仕事。その医師となるための医学部が簡単には入れたらむしろまずいでしょ。」

これは母から言われた言葉です。僕は母のこの言葉を胸に、「医学部へ入学するのには並大抵の気持ちでは無理、覚悟を決めてやらないといけない」そう思って受験勉強に取り組んできました。

確かに医学部は狭き門です。今勉強している皆さんの中には、「苦しい」「つらい」「医学部じゃなくてもいいかも・・・」こんな風に感じている人もいるかもしれません。でも、最後の1秒まで粘ってみてください。最後には、それほど高い壁ではなかったと実感するはずです。

勉強を進める際には、塾や学校の先生など、信頼できる方に師事しましょう。そして彼らの言われたことをよく聞き、奢ることなく誠実に、真面目に勉強に取り組んでください。僕の座右の銘は、『自信の上には奢りがあり、謙遜の下には卑屈がある。決して奢るな、卑屈になりすぎるな』です。僕は神戸講師会名古屋校の先生方に、この座右の銘をお伝えしたことはありません。しかし先生方は、僕が自信があるような発言をするとすぐさまそれを戒めるような声かけを、僕が自信を無くしている時には気付かないほどさりげなくフォローの声掛けをしてくださっていました。

志望校に本気で合格したいと思っている受験生、このように自分自身を分かってくれる塾、先生に教えてもらうことは、合格に向けてひょっとしたら一番大切なことかもしれません。当たり前のことですが、受験は自分自身の問題です。成績を上げ、合格をつかみ取るのは自分自身でやらなければなりません。両親も、塾の先生も、誰も助けてくれません。ですが、医学部受験という厳しい戦いを勝ち抜くためには、自分をよくわかってくれて、一緒に伴走してくれる、自分のモチベーションを最大限上げてくれる。そんな人のサポートが絶対に必要です。僕にとってそれは、両親であり、神戸講師会名古屋校の先生でした。僕は神戸講師会名古屋校に通ってよかったと本当に思っています。