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共通テストの英語で高得点を取るために!

2025年09月12日

共通テストとセンター試験、英語は何が変わった?

共通テスト

センター試験と共通テストにおける英語の相違点は大きく変わったものとして3つあります。1つ目は問題構成、2つ目は配点構成、3つめは語数です。

① センター試験から共通テストに変わって問題構成が変わった。

大問センター試験共通テスト
第1問発音・アクセント短文読解
第2問文法資料読解
第3問会話文・文章添削資料読解
第4問資料読解資料読解
第5問物語物語
第6問評論評論

上の表を見るとわかりますが、【発音・アクセント・文法・会話文・文章添削】がなくなり、全て読解問題に変更となりました。(2025年度からはさらに大問が増え8問となりました)また、読解問題は資料を読みこんでから解く問題が大幅に増えました。提示される資料も雑誌記事や新聞、レシピ、統計など様々なパターンがあります。
これが何を意味するかというと、アクセントや発音の知識、文法知識のみで得点できる問題がなくなったということです。 全ての問題が長文読解の勉強を終えていないと得点ができないということです。

英語塾で始まった名古屋講師会本山校の個別指導では、英語の個別指導は必ず文法から指導します。中学生も高校生も、学校の定期テスト対策を目的として受講する生徒も、入試を最終目的であることを意識したうえで、学校の文法の進度に合わせて講師会の文法テキストに取り組んでもらいます。

中学範囲の文法から高校範囲の文法(名古屋講師会では読解用文法と呼んでいます)が終わってから基本的な長文の読解に入り、学習してきた文法の知識をいかしてどのように和訳するかを学んでいきます。

長文の学習が安定してきてから、長文中で問われる文法の学習(ネクストステージやアップグレード、スクランブルなど)の学習とイディオムも開始します。これを全て終え、やっと、読解問題で高得点がとれるようになります。

センター試験では文法さえ仕上げればそれなりに最初の方で得点できましたが、それが一切なくなりました。この変化は、受験生にとって大変厳しい変化と言えます。

 センター試験から共通テストに変わって配点構成が変わった

センター試験から共通テストに変わり、リーディングの配点は200点から100点に、リスニングの配点は50点から100点に変わりました。センター試験時代よりも、リスニングが重視されるようになりました。今までの読み書き中心の英語指導から脱却し、読む・書く・聞く・話すの四技能の強化を重要視する文科省の方針が反映された結果と言えます。

ただし、大学によっては素点通りの配点比率でなく、リスニングの得点を圧縮することがあります。名古屋大学医学部の場合、センター試験時代同様、共通テストのリスニングとリーディングの配点比率が1対4となるように得点が圧縮されて換算されます。広島大学のように共通テストのリスニングとリーディングの得点比率が1対1の大学もまれにありますが、現在も名古屋大学のようにリスニングよりもリーディング能力を重視する大学は多いといえます。

総語数の増加

センター試験から共通テストに変わり、資料の読解などが増加したこともあり、英語の総語数が1000語強増えました。よって、センターよりも速読速解が求められる試験となりました。長文を学習し始めたころは文法事項に忠実に訳して精読するように名古屋講師会の個別指導でも指導をしていますが、これを共通テストでしていては確実に時間がなくなります。分からない単語の意味を推測しながらどんどん速読していくテクニックが必要になります。

共通テストで高得点をとるテクニック

ここまで、センター試験と共通テストの変更点について紹介しましたが、ここからは共通テストで高得点をとるためにテクニックをいくつか紹介していきます。

時間配分を練習する

本来とれるはずだった得点を失わないように、できる限り最後まで解き、時間切れにならないことを目指します。そのためには、時間配分の練習をする必要があります。ちなみに、共通テストは年々、問題数や分量が変わるため、あえて講師会では、最新版でなく、数年前の共通テスト対策問題集に取り組み、様々な形式に対応できるように訓練をしていきます。        

次の表は2025年度の英語の共通テストの時間配分の例です          

共通テスト英語時間配分の例

(1)この時間配分を参考に、各大問を解くたびに、どれぐらい時間がかかっているか確認  
(2)解けない問題には固執せずに、次の問題にいく。        
これを繰り返すことで、共通テストの時間配分に慣れましょう。ちなみに、年度によって大問数が変わることがあります。大問6問のパターン、大問8問のパターン。両方でトレーニングをする必要があります。                                                 

共通テストは、関連語句が含まれる箇所を読むだけで正解がわかるときがあります。解答スピードを上げるために、本文の内容を大まかに把握し、設問を読んで何を問われているか把握したら、関連語句が書かれている箇所を探すのも一つのテクニックです。 


内容正誤問題を解くときは最後まで本文を読み切る前に一旦問題を解く

(1)全問題、本文を読む前に設問を確認する
(2)設問に正誤問題がある場合、(通常、後半の問題に集中します)、本文を半分ほど読んだらいったん、本文を読むのを止める。
(3)正誤問題の中で、既に読んだ中で分かるものは判断しておく。
(4)再度本文を読み始め、全ておわったら残りの正誤問題に取り組む。

共通テストの正誤問題はこの慣れで解くことをおすすめします。というのも、設問数が多く、問われる内容が細かい正誤問題の難しさは、本文を全て読んだあと、詳細な内容を全て覚えていられないことです。
本文を半分ほど読み進めた段階で、取り組める問題は取り組むことで確実に得点をし、これをすることにより、内容の整理ができます。結果的に、後半に回答根拠がある設問の正答率もあがります。                                                                                                                           

設問の最初の問題の根拠が本文の最後の方に来ることがあることも共通テストのパターンだと知っておく。

共通テストは、いじわるな問題もあります。大問中の最初の設問の解答根拠が本文の最後にあることも珍しくありません。そのようなパターンも含め、共通テストのパターンに慣れておく必要があります。

迷ったときにどうするかを決めておく

殆どの受験生が解答に迷うことがあるでしょう。解答の根拠が思い当たらないのであれば、迷ったときは番号が小さい選択肢を選択するなど、自分のなかで迷ったときにどうするか決めておくことも一つのテクニックです。そうすることで、迷う時間を短くすることができ、時間を有効活用し、得点すべき問題で得点することができるためです。

まとめ

共通テストの英語で高得点を取る方法を今回は紹介してきました。名古屋講師会本山校の個別指導を受けている受験生の多くが共通テストを受験しています。また、高校が共通テストの受験を義務化している場合もあります。

一方で近年は共通テストの受験者が減少傾向にあります。それは、共通テストの難易度が高くなりすぎたためです。私大のみ受験する場合、共通テストは必須ではありません。その場合は、共通テスト対策をすることよりも、志望校の入試問題を解けるようになった方が近道の場合もあります。自分に最も合った入試戦略を立てるように、していきましょう。

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この記事の監修

 名古屋講師会_浅木真里

名古屋講師会 教務部長浅木真理

大学受験指導歴19年、名古屋講師会創業時より医学部受験、難関大学受験のカリキュラム作成を担当。
数多くの生徒を難関大、医学部に合格させてきた講師会で、学習支援をしてきた受験生とその保護者は1000人超。

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