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2025年度早稲田大学商学部の英語は難化?

2025年08月15日

こんにちは。名古屋市営地下鉄東山線本山駅より徒歩2分の場所にある、個別指導塾、名古屋講師会本山校のブログです。今回は、名古屋講師会本山校の個別指導を受けている生徒の多くが受験する早稲田大学商学部の2025年度入試の英語についてお話します。

早稲田大学商学部の英語の配点比率

早稲田大学商学部の英語の入試問題は試験時間が90分、英語・国語・地歴公民または数学の200点満点中80点を占め、入試科目の中で最重要科目といえます。合否を左右する科目ですから、最も対策をする必要があります。

2025年度早稲田大学商学部入試(英語)の概要

2025年度の早稲田大学商学部の英語は、大問Ⅰが会話問題、大問Ⅱ~Ⅴが長文読解問題でした。例年通りの大問の構成でした。問題の大部分が選択式でしたが、ほとんどの大問に記述式の設問が含まれていました。1つの大問あたりに含まれていた記述式の設問数は1~2問です。この点も、ここ数年の傾向と変わりませんでした。

2024年度は語数が極端に増えましたが、2025年度は例年並みの分量に戻りました。長文自体読みやすさのレベルも、大問Ⅰ~Ⅳの英文は読みやすい長文でした。同時に、選択式の設問では受験生を迷わせる難解な選択肢が減り、判断に時間を要する問題は減りました。とはいえ、試験時間90分以内で長文、設問を読み、正解にたどりつくには簡単といえる問題ではなかったと思います。しかし、2024年度に比べれば、多少、簡単になったと言えるものでした。

傾向が安定していて対策がしやすい

ここまで紹介してきたように、早稲田大学の商学部の入試問題は、例年、さほど変化がありません。語彙のレベルが高かったり、長文の本文のために入試用の問題を作成するのではなく、実際にある文献を長文問題として引用していることがあるため、難易度は高いですが、基本的な出題形式や傾向が一定しているという意味では、対策がしやすい学部です。
およそ3300語を90分で対応できる速読力を養うこと。2025年度に出題されたThe Guardianのエッセイのような、実際に欧米で日常的に読まれている文章(入試用の書下ろし文ではないもの)を読み取る力を教養を深めることで強化するなどして、対策を行いましょう。なお、共通テスト同様、分量が多いため、解けない問題に時間をかけすぎない判断力が必須です。時間を区切って過去問に取り組むことで、限られた時間を有効につかうトレーニングも必ず行うようにしましょう。

入試問題になったThe Guardianの本文

会話文の詳細分析

本文の語数は訳400語、テーマは同僚との会話でした。設問は複数人の会話中の空所補充が5問、語句の言いかえが3問、不要な語が含まれる語句整序が1問でした。

長文読解の詳細分析

【語数】
大問2は語数が約900語、大問3は語数が約1,000語のThe Guardian紙のエッセイ、大問4は約700語の論説文でした。

【テーマ】
若年層のオリンピック参加の是非と青少年スポーツのあり方
幸福の追求とその逆説的効果についての個人的考察(The Guardian紙のエッセイ)
レストラン業界における環境配慮技術の導入(Earth Day 2024関連)
AIの能力と人間の価値、予測型AIの問題点(The New Yorker誌より)

【時間配分の例】

早稲田大学商学部の英語は90分中に会話文1題と長文4題の計5題を読み解く必要があります。90分で3300語を読み、理解し、正解するためには時間配分を決めておく必要があります。殆どの受験生が会話文が最も時間がかからないでしょうから、まず会話文を素早く処理し、その後長文読解にすすみましょう。

第1問(会話文)10分
第2問(長文約900語)20〜22分
第3問(エッセイ約1,000語)22〜25分
第4問(長文約700語)15〜18分
第5問(長文約800語)18〜20分
見直し5分

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この記事の監修

 名古屋講師会_浅木真里

名古屋講師会 教務部長浅木真理

大学受験指導歴19年、名古屋講師会創業時より医学部受験、難関大学受験のカリキュラム作成を担当。
数多くの生徒を難関大、医学部に合格させてきた講師会で、学習支援をしてきた受験生とその保護者は1000人超。

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