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【東海高校】藤田医科大学合格体験記

2023年04月27日

英語の得点が伸び悩み講師会名古屋校に入会

中高一貫校の東海中学に進学し、中学時代は部活中心の生活を送っていました。最終的には大学入試があることを意識していましたが、特に入試につながる勉強はせずに学校のペースに合わせて勉強をしていました。実際に受験勉強に力を入れ始めたのは高2になってからです。とはいってもやはり部活が最優先の日々。帰国子女で得意なはずの英語が、模試で思うように点数を取れませんでした。そこで、「まずは英語を確実な得点源にしよう」と思い、受験英語の指導に強いといわれている塾の個別指導をうけることにしました。ネットでいろいろと探していた時に見つけたのが講師会名古屋本山校です。

国立医学部志望だったが、私大医学部対策の書籍を手に取る

講師会名古屋本山校が(『ターゲット19校のみに照準を絞った、私大医学部19校最短合格マニュアル』エール出版)を出版しているとホームページを見てしり、「僕は国立志望だけど・・・読んでみるか」という軽い気持ちで読み始めました。この本には、医学部の入試方式や問題の傾向だけでなく、受験に向かっていく心構えが書かれていました。僕が最も興味をひかれたのは「客観視」、「現実を、自分自身の置かれた状況を冷酷なまでに冷めた目で見る」というフレーズです。僕は、できないことに目を向けるのが苦手だったので(ほとんどの受験生がそうだと思いますが)、弱点を見てくれる先生がそばにいてくれたら、しっかりと成績を伸ばしていけるのではないかと思い、講師会名古屋本山校で個別指導を受けることにしました。本格的な受験勉強はこのような経緯で個別指導を受けるようになった高2の10月からだったと思います。

藤田医科大学を受験した経緯

父が医師だったため、幼い頃から医師になることは決めていました。地元の大学への進学を希望していて、国語が苦手ではなかったため、名古屋大学医学部を最初は第一志望にしていました。そして、滑り止めとして、県内の私立2校(藤田医科大学と愛知医科大学)も受験することにしました。

受験計画の立て方

僕はあまりにも遠い目標には意欲を持てるタイプではありませんでした。そのため、模試毎に目標を立てていました。

藤田医科大学に合格した勉強法

会話力でなく得点できる受験英語の力を伸ばす

僕は帰国子女ことだったこともあり、英語、特に語彙力に結構な自信がありました。そのため、英語を感覚的に捉えていて、文法にのっとって、正しく読み進めていくといのが苦手でした。

講師会名古屋本山校の個別指導では、僕の文法軽視に先生がいち早く気付きました。長文読解の基礎的な力になる文法の重要単元を、「長文ではどのようにこの文法の知識を使って得点していくか」を提示しながら指導をしてくれました。そのとき、テキストに沿って問題を解き進めるだけでなく、文構造のチェックをしたり、和訳をしたり、1冊のテキストを完璧になるまで扱っていきました。個別指導では、文法を学習する意味を何度も教えてくれました。この説明があったので、僕の文法軽視が治ったんだと思っています。

文法なんか勉強しなくてもなんとなく長文の意味をとらえることができたので、文法を勉強するのは正直なところ、最初はかなりめんどくさかったです。でも、文法を勉強するとどういうふうに得点できるのかを事前に教えてもらえたので、目前の文法学習に集中して取り組めるようになりました。押し付けられてする受験勉強から自発的に取り組む受験勉強に変わるきっかけになりました。受験勉強に意味が見いだせるようになると、毎日が充実してきて、活気のある受験生活になってきました。

今している勉強がどう得点に結びつくのか考えることは大切

このように、「何のために」「どのレベルまで」をはっきりと示してもらえたことは、英語以外の科目の受験勉強にも役立ちました。他の科目を勉強するときも、今から自分は何のためにこれをして、どこまで仕上げて、結果的に模試のどの部分で得点できるようにもっていくべきなのか考えるようになったからです。手当たり次第の受験勉強が、計画的になりました。

このように、講師会名古屋本山校の先生方は、単純に科目を指導してくれるだけでなく、受験のプロとして僕をサポートしてくれました。時には親と口喧嘩をして勉強に気が向かない時もありましたが、個別指導のときに少し話を聞いてくれ、気持ちを切り替えるきっかえになったこともあります。とにかく、なんだかほっとして安心できる場所が講師会名古屋本山校の個別指導でした。

得点できる記述式の解答作成を学ぶ

高3の夏から、個別指導では、国公立大二次試験対策として、記述式の解答を作成する演習が始まりました。僕は塾で記述式の解答の作成法を教えてもらうまでは、本文をなんとなく理解してから自由に解答作成をしていました。そんな僕の解答をみて、講師会名古屋本山校の先生は、「どこで得点がとれるか?」を考えて記述するようにと細かく添削をしてくれました。特に和訳問題では、「どの文法事項に点数がつけられているか?」を考えることで、そこをしっかりとアピールする答案の作成方法。その箇所での減点を避ける方法などを教えてもらいました。また、単語の解釈間違いは仕方なくて、単語の解釈間違いの原点は避けきれないことだから、そこに力をいれすぐないようになど、細かく指導をしてもらいました。

「満点を目指す必要はない。合格点を取れればいいから。」という指導方針の基、ここは確実に得点できないといけない、ここは減点覚悟で解答を書く、と解答作成時の今まで意識していなかった解答作成時の心構えを教えてもらいました。この発想も、やはり、「他の科目にも応用が利く」と感じました。模試や定期テストの見直しのとき、とても役に立ちました。

模試の見直しは模範解答ではなく解答を見る

記述式の解答の作成トレーニングを通して教えてもらったことは、模範解答ではなく自分が作成した解答をしっかりとみること、何がいけなかったのか、何がよかったのかを理解することといわれました。それまでは、ついつい、模範解答を見て、それをそのまま覚えようと思っていました。でも、その勉強の仕方では、なかなか思うように得点がのびませんでした。大切なのは、自分の解答で間違っている発送を訂正することでした。

国公立から私立に志望校を変更した理科の反省点

東海高校では、理系科目、特に理科の何位度が高く、問題集も市販のものではなく学校独自のものを使用していました。難しい問題に触れてはいるものの、なかなか偏差値も学校の定期テストの成績も伸びないと感じていました。そこで、英語は実力テストで平均点+20点、模試でも偏差値が10近くのびたので、高3になり講師会名古屋本山校で理科の個別指導を受けることにしました。

講師会名古屋本山校の個別指導では、僕がそれまで使用していた問題集よりも簡単な問題集を進めていくことになりました。「この問題集で入試に対応できるの?」と渡された瞬間は感じました。でも、英語同様、どうしてその問題集を進めていくかを丁寧に説明してくれました。

先生が教えてくれた、僕がレベルが低すぎるのではと思った問題集をする理由は、①簡単な問題集の方がどんどん進むし、できる問題を繰り返していくことで自信がつく②結局、基礎が抜けているから、難しい問題をやっても解法を丸暗記するだけで実際の問題に応用できていない。基礎をしっかりとこの問題集で強化する③難しい問題を解いて偏差値がのびるなら、すでにのびているはず。と説明され、講師会名古屋本山校の個別指導で英語の成績がのびたので、理科についても先生を信じることにしました。

実際にその問題集に取り組んでいくと、自分ではわかったつもりでいた箇所がいくつもあったので、やはり基礎レベルから始めて正解だったと感じました。でも、結局、共通テストで理科は失敗してしまいました。理由は暗記の詰めが甘い、計算ミスがなくならなかったことの2つだと思います。これらが原因だと思います。暗記をサボらずにやり続けることがまず大切です。そして、知識がそろったら、効率のよい計算方法で計算する練習が必要です。理科の個別指導をはじめ、夏ぐらいからそのような指導をしてもらえるレベルにいたったのですが、演習をする時間がたりませんでした。もっと早く、基礎から勉強をして、いくつか計算の流れが思いつき、一番楽な計算をえらべられるようになっていたらなと少し後悔しています。高2から、始めるべきだっと思います。

二次試験に関しては、解法がすぐに思い浮かばないことがありました。「問題を見たらすぐに解法が思い浮かぶレベル」まで仕上げることも、理系科目については不足していたと思います。理系科目はどうしても新しい問題に手を付けたくなってしまいがちですが、それでは実力はつかないと何度も言われました。どういった箇所を強化する必要があるか?を常に意識しながら勉強に取り組むことが重要だと思います。

模試の活用の仕方

模試毎に計画を立て、模試の範囲が身につくことを目標に取り組んでいました。英語は力がすごくつきましたが、理科は前述のようにミスがなかなか減らず、苦戦をしました。模試についても、先生によくいされていたのに軽視した作業があります。それは、「この単元はやればできる。まだやっていないからできなくても大丈夫。」と、復習を後回しにしていた単元がいくつかあったことです。今振り返ってみると「やればできる」んだから今はしないと後回しにせず、真剣に取り組んだ模試の問題はしっかりと復習をする。模試で出題された問題の基礎知識はしっかりと復習をすることを怠らなければよかったと思っています。そういう不十分な姿勢が共通テストの結果につながったと反省しています。

役にたった参考書・問題集

英語

  • ハイパーレベル2、3
  • 英語長文レベル2、3
  • 富田の英文解釈100
  • 英語長文500
  • ファイナル問題集
  • 大矢の英作文
  • 高校リード問題集

数学

  • 青チャート

化学

  • 新標準演習
  • 新演習

物理

  • 良問の風
  • 名門の森

公立のよい問題集の使い方

問題集はいろいろなものに手を出すのではなく、各科目、目的別にこれが良いなと思う1冊を何度もやりこむことが大切です。言い古されていることですが、2回取り組むとついつい、違うものに取り組みたくなりますが、何度も何度も、使い込むことが大切だと思います。

英語の長文は演習量をある程度こなす必要があるので、何冊か問題集をこなしましたが、文法のテキストは目的別に1冊ずつしか使用しませんでした。これが、英語の成績がのびた要因だと思います。化学・物理に関しても、新標準演習や良問の風をやりこんで問題を覚えてしまうくらいになってからするのが良いと思います。僕はこの点が甘かったのと、難しい問題ばかりやっていて、この勉強法を始めるのが遅かったと思っています。新標準演習や良問の風をやりこんでから、はじめて、次のレベルのテキストの新演習と名門の森をするのがいいと思います。

共通テストには間に合いませんでしたが、講師会名古屋本山校で理科の個別指導をうけるようになって、わかるようになってきているという実感をもつことができました。もっと早く、この実感をして、適切な問題集に取り組んで居たらなと思っています。

予備校と個別指導の上手な利用の仕方

英語のように添削が必要な科目は、僕のように個別指導に通うのがいいと思います。特に、講師会名古屋本山校の先生は、とてもフレンドリーで、授業中もとても質問しやすかったし、他の科目についての進捗を確認してくれたり、全体的な入試のサポートをしてくれました。質問しやすく相談しやすいというのは、落ち込んでいるときは特に重要だと思います。そこが、講師会名古屋本山校の魅力でした!

共通テストで高得点を取る方法

僕は共通テストで失敗してしまったのですが・・・。だからこそみなさんにお伝えできることがあると思います。それは知識系の問題を軽視せず、繰り返し取り組むことです。あとは当たり前のことですが、1度や2度練習で高得点を取れたからと安心せず、入試直前期まで時間を測って繰り返し演習することが大切です。基礎を軽視してはいけません。

受験に役立ったアイテム

電子辞書、が役に立ちました。電子辞書は、今や、数学や物理の公式ものっています。参考書を取りに行ったりするのに時間をかけたり、思い参考書を持ち歩いたり、といった不便さを感じさせない、とても便利なツールだと思います。

息抜き法

僕は食事の時はすべての勉強道具を置いて、食事に集中するようにしました。大げさかもしれませんが、勉強時間にメリハリをつけることで、勉強時に集中直が維持できる気がします。また、先生や友人と話をするのは気晴らしになりました。ただ、友人とはあまり入試の話を細かくすると、勉強の仕方など、迷いがでてしまいます。熱心に勉強している友人を持つのが良いと思います。

ベストな併願パターン

僕は受験校は少ない方がいいと思っています。受験は体力勝負なところがあるので、連日受験になってしまうと、本命で力を発揮できないかもしれないと思ったからです。そのため僕は、国公立1校、私大2校にし、全て愛知県下の大学にしました。受験直前期は国公立に集中したいと思っていたので、私立の対策は基本的に秋には完了させる、と講師会名古屋本山校の先生と決めていました。私立は問題に少し癖があったので、入試直前期には秋に取りくんだ過去問の復習を軽く行うようにしていました。

後輩へのアドバイス

受験勉強は決して気楽な道ではありません。成績が上がって喜びを感じる時もあるかもしれませんが、その逆ももちろんあります。苦しい時、しんどい時こそ志望校に入りたいという気持ちを大切に、初心を忘れずに、頑張っていってほしいと思います。

中学の時に習った古文に「どのような道にも先達はあらまほしきことなり」というフレーズがありますね。特に医学部受験という一筋縄ではいかない道を進むためには、受験のプロの手を借りながら、効率よく進んでいくことを強くお勧めします。講師会名古屋本山校では、正しい勉強法で進んでいるという実感をもたせてもらました。国立は合格しませんでしたが、あまり対策をしなくても私立に合格できたのはしっかりと基礎力を強化してもらったからだと思っています。皆さんも頑張ってください!

この記事の監修

 名古屋講師会_浅木真里

株式会社神戸講師会 教務部長浅木真理

大学受験指導歴19年、名古屋講師会創業時より医学部受験、難関大学受験のカリキュラム作成を担当。
数多くの生徒を難関大、医学部に合格させてきた講師会で、学習支援をしてきた受験生とその保護者は1000人超。

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