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【明和高校】京都大学合格体験記

2023年05月12日
京都大学合格者

部活を高3の7月まで継続!常に効率よく学習を進める。

明和高校の友人は、高い目標を持っている人がおおかったです。また、自分より成績の良い友人に囲まれる環境にいたため、常に良い刺激をもらえ、モチベーション維持につながっていました。高3の7月まで部活動があり、週5~6日活動がありました。多忙で受験勉強の時間を割くことが難しかったですが、いい意味でプレッシャーとなり、「効率よく勉強を進めていかないといけない」と感じることができました。

京都大学を志望した経緯

明和高校では、高2の冬前に進路調査があります。元々、理系科目が得意だったため、両親は医学部を勧めてくれました。しかし、医学部に進学するには医療への関心が薄いと感じ、医学部ではなく工学部を志望することになりました。また、できるだけ偏差値の高い大学へ行きたいという気持ちから、初めは東大を志望していました。

「絶対に現役で大学に合格したい」「浪人はしたくない」「部活は引退までしっかりと継続したい」というのが僕の希望でした。部活を継続しながら受験勉強をし、現役で合格するには「東大は少し厳しいかもしれない・・・」と高3の6月頃から思い始めました。

東大と京大は出題傾向が全く違います。京大は出題パターンがあるため、出題パターンを集中的に取り組みますが、東大は頻出の出題パターンというものがなく、全領域をまんべんなくハイレベルにもっていかなくてはいけません。東大対策をしていて直前に京大志望に変更しても二次試験対策が間に合わず、浪人してしまう可能性があります。

日々、悩み、結局、「夏の実戦模試を受験して、その結果で判断しよう!」と決断しました。実はその時の京大の判定はE判定でした。東大でなく京大でもE判定だったので、京大をに照準を絞ることにしました。E判定だったのに京大でいいのかと思う方もいるかもしれませんが、そのとき、実際に過去問を解いてみて、「これなら手が届きそうだ」と実感ができたので、京大に照準を絞って学習を進めていくことにしました。

部活と両立させるために高1からコツコツと学習を継続

僕は部活にしっかりと取り組みたいと考えていました。そして、3年後の大学入試のことも高校入学時から意識していました。入試直前期に焦らなくていいように、高1の時からコツコツと勉強に取り組んでいました。受験があることは高1から意識していましたが、実際に受験勉強を意識するようになったのは進路調査があった高2の冬頃でした。また、本格的に受験勉強に取り組み始めたのは高3の4月からだったと思います。

講師会名古屋本山校への入会きっかける本格的に受験勉強を開始!

本格的に受験勉強を開始したきっかけは、講師会名古屋本山校で個別指導を受け始めたことです。もともと、国語に苦手意識がありました。国語は苦手でしたが、当時、東大を目指していた僕は、国語を避けて通ることができません。理系には自信があったので、苦手科目の国語を強化するため、しかも、効率よく短時間でマスターしたかったので講師会名古屋本山校で個別指導を受けることにしました。

大手予備校の集団授業を受けることも検討しましたが、苦手科目は講義を聞いても身が入らないだろうし、ついていけないと思い、姉の通っていた個別指導の塾に通うことにしました。姉からは自分の受講目的や目標をしっかりと把握してくれて、ひとりひとりに合わせた指導をしてくれるからすごく効率がよいときいていました。実際、僕自身も授業を1年間受けて、無駄のない、密度の高い授業だったと感じています。また、講師会名古屋本山校への入会をきっかけに、受講していない科目のカリキュラムや進度の相談を細かく受けることができ、本格的な受験勉強をスタートさせることができました!結局、最初は国語のみの受講でしたが、効率の良さを感じ、英語も追加で受講することになりました。

現役合格した受験勉強のスケジュール

理系科目は、高2までは、学校のペースに合わせ、日々こつこつ取り組んでいました。定期テスト前は部活が休みになるので、その期間は特に集中してとりくみました。日々、こつこつと仕上げることで、受験生の夏休みに演習ができるようにしておこうと常に考えていました。高3になってからは、学校のペースで進めていると夏休みまでに全範囲を終わらせることができないため、学校よりも早いペースで勉強をしていました。

英語・国語は、高3になってから講師会名古屋本山校の個別指導で年間のカリキュラムをたててもらい、そのカリキュラムにそって勉強をしました。講師会名古屋本山校の先生は、4月の僕の英語・国語の理解度を確認してから、まずは英語の基礎を固めて、部活と両立できるように自分で演習できる状態にもっていこうと提案してくれました。具体的には、4・5月は英語、6月は古文、7月~は国語を全般的に指導してもらい、自分ですることと個別指導で教えてもらうことをしっかりと分けてもらい、勉強がとても進めやすかったです。

個別指導で教えてもらった合格する勉強法

(英語)得点できる文法事項に忠実な和訳

英語は和訳の演習を徹底的にしてもらいました。入会時の確認テストで、和訳の基礎となる文法で理解できていない箇所はないと伝えられ、ほっとしました。高2まで、コツコツとしてきた勉強が正しかったとわかり、安心して受験勉強を進めることができました。同時に、「冠詞を活用することで文構造が把握できる」など、長文のなかで使える最難関国公立レベルの文法知識を教えてもらえたことは合格につながったと思います。

授業で聞き流していた古文常識を総復習

古文は、主語の区切り方や古文常識の活用法など、古文の基本的な読解方法について指導してもらいました。

例えば、「手紙」という語が出てきたら、手紙を誰かの元に持っていく→移動→場面が変わる→登場人物が変わる、という、それまで気にしていなかった重要な事柄、いわゆる古文常識をひとつずつ確認していきました。この古文常識は、振り返ると学校の授業でも説明されていましたが、どういう風に読解に活用するのかを教えてもらっていませんでした。そのため、聞き流していました。講師会名古屋本山校の個別指導を受けてからは、学校の古文の授業を受験勉強に活用することができるようになりました。

苦手科目の国語が得点源に!

国語は解答を読んでも、自分の解答が正しいのか自分では判断できません。また、模範解答がなぜ正しいのかもわかりにくく、自分では勉強が難しい科目です。範解解答を教えてもらうのではなく、自分の解答が正しいか間違っているか、何が原因で間違ったのか、どうすれば正しい解答にたどり着くのかを指導してもらえたことでかなり力が付きました。また、どのように考えたら答えにたどりつくかのヒントを与えてもらい、自分で探していくトレーニングを個別指導のなかで積んでいったことが、とても武器になりました。驚いたことに、秋の実戦模試でも、入試本番でも、国語の得点率が最も高かったんです!初めは足をひっぱらない程度に、と思っていたのに。笑

合格するための指導方針

英語・国語どちらにも共通することとして、「満点を目指す必要はない。合格点を取れればいいから。」という指導を受けました。落としてはいけない問題と落としてもいい問題。減点されるのはわかっていても、解答を書き進めることで合格するための点数を積み上げていく方法を教えてもらえたことは、模試でも本番でも安心して問題に取り組むことができました。

実際に使用した参考書・問題集

全科目共通

  • センター試験過去問、共通テスト対策問題集
  • 京大過去問(教学社)、京大実戦模試問題集

英語

  • 富田の英文読解100の原則(大和書房)
  • 大学受験のための英文熟考(旺文社)
  • 大学入試よく出るテーマ読み解き英語長文500(旺文社)☆
  • パラグラフリーディングのストラテジー3(河合塾)
  • 英語長文レベル3(旺文社)
  • 大矢復英作文講義の実況中継(語学春秋社)
  • 「京大」英作文のすべて(研究社)☆

英語は講師会名古屋本山校の先生に実力を見てもらい、必要な問題集を適宜指示してもらいました。☆はすべてではなく、先生から指示された問題のみ扱いました。

問題集は、ただ解き進めるだけでなく、京大レベルの英文に関しては、和訳にも取り組みました。どの英文が志望校受験に必要か、知ることができてとても助かりました。また、和訳演習では、配点の高い箇所を探して、そこを中心に「分かっているよ」感を出す解答作成方法を教えてもらいました。

数学

  • NEW ACTION LEGEND(東京書籍)

LEGENDは学校で配布された問題集ですが、問題へのとっかかり、発想が分かりやすく書かれており、自分に合っていると感じました。

物理

  • アクセス(浜島書店)
  • 重要問題集(数研出版)

化学

  • リードα(数研出版)
  • 重要問題集(数研出版)

国語

  • 中堅私大古文演習(河合塾)
  • 関関同立大古文(河合塾)

どちらも、個別指導で先生に指示してもらった問題のみ取り組みました。

共通テストで高得点を取るための方法

京大は社会の配点が高いため、地理の対策に一番力を入れました。また、理科・英語は二次対策をしっかりしていれば自ずと解ける問題ばかりです。数学に関しては、共通テスト特有の設問もあり、『慣れること』は重要な要素の1つだと思います。僕は実際、センター試験の過去問と、各予備校が出版している対共通テストの対策問題集をすべて購入し、解きまくりました。

京大は共通テストの配点が決して高くありませんが、かといって手を抜くことはしませんでした。それは、共通テストが標準レベルの問題だと知っていたからです。標準レベルの問題で8割を切るような成績であれば、自分って大したことないな・・・京大とか目指せるレベルなのか?とどんどんモチベーションが下がってしまう気がしたからです。

京大入試直前期の効率的な学習法

京大の過去問と模試の解きなおし、各予備校が出版している実戦模試過去問を解きまくりました。やはり傾向に合わせた対策は重要だと思います。

スランプの克服法

僕は高3の6月~8月前半がスランプ期でした。この頃は志望校が決まらず目標が定まっていなかったため、勉強に身が入っていなかったんだろうな、と今振り返って思います。逆に志望校が固まってからは迷いなく勉強に向かうことができ、つまづきを感じることも一切なかったです。

僕はこのような自身の経験から、スランプに陥らないためには、もしくはスランプから抜け出すためには、いったん立ち止まって目標を明確にすることが必要だと思います。立ち止まるのは勇気が要りますし、遠回りのように見えるかもしれません。焦る気持ちもあると思います。ですがこれが遠回りのようで実は最短の、最適な方法だと思います。

併願校はなし!京大のみを受験

共通テストでしっかりと目標点に達することができたため(得点調整後で900点中799点)、中途半端に私大を受験するより、残り1か月集中して京大対策をしたいと考え、京大以外は受験しませんでした。

受験生へのアドバイス

僕は部活にしっかりと励みたかったので、高1からコツコツと勉強をしていました。そして、本格的に受験勉強をスタートするとき、講師会名古屋本山校の先生にしっかりとカリキュラムを組んでもらい、効率よく短期間で学習をすすめることができました。受験勉強は、基礎が大切です。高3の1年間で一気にラストスパートをかけたいのであれば、コツコツと勉強をすすめてください!

この記事の監修

 名古屋講師会_浅木真里

株式会社神戸講師会 教務部長浅木真理

大学受験指導歴19年、名古屋講師会創業時より医学部受験、難関大学受験のカリキュラム作成を担当。
数多くの生徒を難関大、医学部に合格させてきた講師会で、学習支援をしてきた受験生とその保護者は1000人超。

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