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名古屋市立大学医学部合格のためのカリキュラム

2022年07月08日

2023年3月、更新

入試科目・配点

大学入学共通テスト配点(550点満点)

国語125点
外国語125点英・独・仏・中・韓から1科目選択
数学75点数Ⅰ・A(必須)、数ⅡB・簿記・情報から1科目選択、計2科目
理科100点物理・化学
地歴75点世界史A・日本史A、地理A、世界史B、日本史B、地理Bから選択
公民75点現社、倫理、政経、「倫理・政経」から選択

※「簿記・会計」「情報関係基礎」を選択できるのは高校で履修した受験生のみ。
※地歴・公民から1科目を選択

個別学力検査配点(1200点満点)

外国語300点コミュ英Ⅰ・コミュ英Ⅱ・コミュ英Ⅲ・英語表現Ⅰ・英語表現Ⅱ
数学300点数Ⅰ・数A・数Ⅱ・数B(数列、ベクトル)・数Ⅲ
理科400点「物基・物」「化基・化」
面接200点医師を志す動機や社会性、コミュニケーション能力などを総合的に判断

※上で紹介している大学入試情報は執筆時点のものです。最新の情報は必ず、志望校の公式サイトでご確認ください。

名古屋市立大学医学部突破のための共通テストの対策

  • 理系科目は誘導(問題文)が長くなり、文量がかなり増えたように見えますが、計算量はさほど変化はありませんでした。
  • 理系科目の頻出単元に変化はありませんでした。
  • 数ⅠAは共通テストに変わってから60分から70分に時間が変更になりました。時間は長くなりましたが、難化したため、時間がたりない受験生が多くいました。
  • 2022年度は数学は問題が難化し、平均点が全体で10~15%下がりましたが、2023年度に若干、易化しました。
  • 数学は実生活での事象に数学をあてはめ出題する共通テストらしい問題が出題されます。
  • 英語は、共通テストになったときに、大幅に長文の文量が増えました。発音、アクセント、文法の単体問題がなくなり、より、長文読解力が重要視されています。リスニングは独立した科目になりましたが、配点が圧縮されるため、以前と変わらず、さほど重要ではありません。
  • 難化したとはいえ、基本問題をしっかりとマスターし、時間との勝負で高得点が狙えるかどうかがきまります。
  • センター試験から共通テストに代わり、現代文に変化はほとんどありませんでした。
  • 古典は共通テストになり、設問パターンに変化がありました。設問の傍線部の前後だけで判断できず、基礎的な知識がなければ正解できない問題が増えました。センター試験の時代は、理解をしていなくても傍線部前後を確認し、テクニックだけで得点ができました。共通テストにかわり、本当の読解力がなければ正解できなくなってきました。
  • 古典は、最後の問題は多答問題でした。解き方があり、本文を読むだけでなく選択肢の絞り方をしっていると、得点しやすい傾向にあります。
  • 漢文は共通テストになり簡単になりました。読解力ではなく、設問に対する対応力があれば得点できるようになっています。より、実力をつけたい受験生はセンター試験時代の過去問を学習することで実力アップを狙えます。

名古屋市立大学医学部合格のための二次試験対策

数学

試験時間は 120 分。構成は大問 4 題、基本的には標準レベルの問題が多いですが、なかには計算量の多い問題も含まれています。また年度によっては、かなりの難問が出題されることもあります。

年度によってばらつきはありますが、合格するためには最低でも 6 ~ 7 割の得点が必要です。 2 題完答 + 部分点が合格のボーダーラインです。名古屋市立大学の特徴として、大問 4 題において、問題レベルに差があります。解きやすい問題を見極め、まずはそれをしっかりと完答することが重要です。その後、計算量の多い問題、難問に取り掛かりましょう。頻出単元は微分、積分、確率、ベクトルです。とくに微分、積分の単元では計算が煩雑な問題がよく出題されています。ミスすることなく、最後まで解き切る計算力を身に付けておくとよいでしょう。

入試の出題傾向が毎年変わりません。大抵、同じパターンで出題されるため、対策がしやすい志望校です。ただし、まずは基礎力が養われていることが条件です。

英語

試験時間は120分。構成は大問4題、長文3題に英作1題のオーソドックスな国公立の二次試験の問題です。他学部と共通の入試問題となっています。特徴としては記述量が多い点ですが、一般的な二次試験対策をしていれば対応可能です。講師会名古屋本山校の個別指導では、全ての長文学習時に、二次試験の記述問題にされるであろう箇所を抜粋し、演習を行います。理系学部である医学部ですが、二次試験の得点で合否が左右される受験生が多いため、二次試験の論述に力をいれた個別指導を行って居rます。国立医学部入試全般に言えることですが、数学に時間をかけすぎて他科目がのびず合格できない生徒が多くいます。二次試験の英語・理科で確実に得点できる効率のよいカリキュラム、過去問の取り組み方を重視しています。目標の得点率は約70%です。

理科

令和3年度受験から生物選択ができなくなり、化学・物理のみでの受験となりました。標準的な問題が多く出題されますが、全て記述式で、全単元から出題されます。講師会名古屋本山校では、個別指導の利点をいかし、学校の先取学習をしています。そして、しっかりと高3で記述の演習ができるようにカリキュラムを組んでいます。

※共通テストよりも二次試験の配点が高いため、一般的に、共通テスト対策は11月中旬から始めます。

面接

面接はグループディスカッション。ディスカッションに全く参加できないなど、コミュニケーションやモラルに明らかな問題がない限りは、問題がないとされています。

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名古屋講師会は、愛知県名古屋市の本山で個別指導塾を運営しています。
難関国公立2次対策、医学部受験対策、難関私大対策の指導をしています。
合格実績から、偏差値が高い生徒のみ入会可能と思われがちですが、
勉強が苦手な生徒の成績を飛躍的に上げたいという思いから設立された塾であり、
偏差値50以下の受験生の指導にも力をいれています。
対面授業はもちろん、オンライン授業も行っております。
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この記事の監修

 名古屋講師会_浅木真里

名古屋講師会 教務部長浅木真理

大学受験指導歴19年、名古屋講師会創業時より医学部受験、難関大学受験のカリキュラム作成を担当。
数多くの生徒を難関大、医学部に合格させてきた講師会で、学習支援をしてきた受験生とその保護者は1000人超。

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