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【勉強法】学校のペースのままでいい?受験失敗を防ぐコツ!

2023年08月01日

みなさんこんにちは。名古屋市千種区にある講師会名古屋本山校のブログです。

今日は、受験勉強のペース、スタートを切る時期についてお話します。早い子は高2生から受験生としての自覚が芽生えると現場にいるスタッフや講師は感じています。しかし、実際に本格的な受験勉強をスタートできている高校生はあまりいません。この記事を読んで、こんなはずじゃなかったと後悔しなくていい情報をお届けします!

私大文系志望の場合

私大文系を志望する受験生の入試科目は基本的に3科目です。英語、国語、社会または数学の3科目です。志望校によっては、2科目のみで受験できる場合もあります。

入試科目の学校カリキュラム

英語・国語(古典・漢文含む)

英語、国語(古典含む)の文法はどこの高校も高1で終わらせています。遅くても高2です。読解力強化ができているかどうかは別として、英語、国語(古典)の学力の基礎となる文法の学習は高1で終わるため、学校の授業のペースに合わせて学習することで入試に間に合います。

社会

社会(日本史、世界史、地理)は高3の1学期に終わらない学校が殆どです。11月に終わる高校もあります。そのため、先どり学習をせずに学校のペースで勉強をしていると、入試までに体系的な学習をする演習の時間がとれません。

私大文系受験のまとめ

英語、国語は学校のペースで勉強をして、高3の一年間を実践演習のために使うことができます。一方で社会は学校のペースで勉強していては、演習期間が2か月しかありません。模試でも未習単元がどんどん出題され、正解することができません。全範囲を終わらせてから体系だてた学習ができるため、学校のペースで勉強していては入試に間に合いません。

高3の一年間、遅くても夏からしっかりと全入試科目の実践演習ができるように、社会は先取学習をすすめましょう。

国公立文系志望の場合

国公立文系は共通テストと二次試験で合否がきまります。共通テストは5教科7科目受験が基本です。

共通テストの試験科目

  • 外国語(基本は英語)
  • 国語
  • 地歴・公民
  • 数学ⅠA・数学ⅡB
  • 理科 (基礎から2つ選択するのが一般的)

基本は上記の5教科7科目です。

二次試験の一般的な試験科目

  • 国語
  • 外国語(基本は英語)
  • 数ⅠA・ⅡB
  • 地理歴史・公民

基本は二次試験では、上記の4教科から2~3教科を選択します。

国公立文系志望まとめ

結論として、学校のペースで学習して夏以降に実践演習ができないのは社会のみです。学校によっては物理基礎、化学基礎、生物基礎が高3の1学期に終了しない学校もあります。(半数の学校が高2の3学期に終了します)学校の先生にいつ頃終わるかを聞いて、理科もおわらないということであれば、理科も先どり学習をしておきましょう。社会は、殆どの学校で1学期に終了しないため、必ず先取学習をしておきましょう。

国公立理系を志望の場合

共通テストの試験科目

  • 外国語(基本は英語)
  • 数学ⅠAⅡB
  • 国語
  • 理科(物理・化学・生物・地学)の中から2科目 化学が必須のことが多い
  • 社会(地理・歴史・公民)の中から1科目。

上記が基本の受験パターンです。

二次試験の試験科目

  • 数学ⅠAⅡBⅢC
  • 外国語(基本は英語)
  • 理科(物理・化学・生物・地学)から選択。2科目が一般的。

の3教科が基本パターンです。名古屋大学など、旧帝大は国語を含めた4教科を出題される場合もあります。

国公立理系志望まとめ

まとめると、共通テストの試験科目で高3の1学期に終わらない科目は理科と社会です。特に理科は入試直前でも終わっていないことがあるため、講師会名古屋本山校では高2から先どり学習を個別指導で受講することをすすめています。

社会も理系同様、学校の進度に合わせていては演習が不足する科目で、先どり学習をすべき科目です。ただし、理系の受験生がよく選択する「地理」や「倫理・政治経済」は暗記事項が少なく、思考が必要な科目といわれているため、理系の受験生は勉強にてこずることが少ないため、二次試験科目で配点の高い理科を優先して先どり学習するようにしましょう。

【文理共通】国公立志望者の二次試験対策注意点

高校によっては、各科目の授業中に二次試験対策をしてくれる学校もあります。しかし、基本的に二次試験対策は集団授業に向きません。殆どの国公立で記述式問題が出題されるためです。答案の作成の仕方で減点されたり加点されたりします。自分の作成した答案の何がよくて何がいけなかったのか、添削してもらう必要があります。作成した答案は、学校の先生や塾、予備校の個別指導で必ず添削してもらいましょう。詳細はこちらを参考にしてください。

全受験生共通の注意事項

学校のカリキュラが入試対応かどうか

講師会名古屋本山校の個別指導でも生徒によく話をするのが、学校の授業が入試対応になっているのか、それとも単純に学習指導要領を満たすためのものかを見極める必要があるということです。

例えば、英文法の授業が入試勉強に役立たないことはありません。文法理解は和訳に役立ちます。和訳が適切にスピーディーにできれば、配点の大部分を占める長文で高得点をねらえます。

ただ、学校によってはコミュニケーション英語の授業で和訳をひたすら先生と確認するけれども、その和訳の根拠が説明されない授業があります。このような授業の場合、テスト対策はとにかく和訳の丸暗記です。

また、定期テストの並べ替え問題対策として文法の理解を伴わずに本文をそのまま暗記する生徒もいますが、これも受験対策にはなりません。受験勉強に役立っているかどうかを確認しながら定期テスト対策をすることで、現役合格を狙うことができます。

基本的には、数学・物理・化学・生物は定期テスト対策は入試対策に直結しますが、英語、古典、現代文は学校の授業はあまり入試対策になりません。体系だてた対策が必要になります。英語の具体的な入試勉強の方法は下の記事を参考にしてください。

【大学受験】英語の学習順序と単語帳の使い方を解説

【大学受験対策】英文法の重要単元を優先度別に紹介

この記事の監修

 名古屋講師会_浅木真里

株式会社神戸講師会 教務部長浅木真理

大学受験指導歴19年、名古屋講師会創業時より医学部受験、難関大学受験のカリキュラム作成を担当。
数多くの生徒を難関大、医学部に合格させてきた講師会で、学習支援をしてきた受験生とその保護者は1000人超。

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