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杏林大学医学部の傾向と対策

《英語》

レベル: やや難
問題量: 多い
出題形式: マークシート形式
読解問題1題(約450~700語の長文2問)、会話文1題、文法・語法問題2題(空所補充・誤文訂正)という構成が例年続いている。誤文訂正は例年10 題出題されている。誤文訂正はかなりの受験生が苦手とする出題形式であり、差がつきにくく、またかけた時間に対して結果につながりにくい問題である。杏林を第一志望とし、英語を得点源にしたい受験生のみ、慣れるつもりで演習するのが良い。読解問題の文章のテーマは医学、医療系のテーマが多く、難しい語彙が多く含まれるが、専門知識がないと解けない問題ではない。そのため、読解問題ではまず設問に目を通して、問われている箇所を重点的に読むことがポイントである。文法問題は、問題量がやや多めだが難易度は基本的なレベルである。会話文も基本的なレベルである。問題量に対して試験時間が短いため、解くスピードが最も求められる。会話文と文法問題を手早く処理することで、読解問題の時間をできる限り確保することが大切である。

《数学》

レベル: やや難
問題量: 非常に多い
出題形式: マークシート形式
例年大問4問。微分・積分が毎年出題されている。その他の単元としては、式と曲線、行列、ベクトル、三角関数がよく出題されている(ただし新課程となる2015年度入試からは行列は範囲外となる)。形式はセンター試験と同様で誘導問題である。しかし、センター試験と異なり誘導にのりにくい問題もある。問題の難易度は高くないが試験時間が短く、試験時間内に完答するのは難しい。そのため、問題を見てどの問題から手をつけるかを即座に決定できるようにしておく必要がある。解答がマークシート形式であり試験時間が短いため、高速かつ正確に計算する力をつけておく必要がある。学習中は、「解法が分かったから大丈夫」ではなく、最後まで答えを出すところまで取り組むことが重要である。

《化学》

レベル: 簡単
問題量: 標準
出題形式: マークシート形式
例年大問3~4問。大問の形式は変わらないが、ここ数年はかなり易化傾向にある。ただ、以前のように難化する場合も考えられるので油断はできない。理論分野からの出題が多く、とくに酸化還元、気体に関する問題が頻出である。基本的には標準レベルの問題が多いが、中にはやや難しいものも含まれているので、日頃から掘り下げた勉強をすることで、化学現象に対して深い理解と知識を身につけておく必要がある。

《物理》

レベル: やや難
問題量: 多い
出題形式: マークシート形式
例年大問4題。力学、電磁気学、波動、熱力学からそれぞれ1題ずつ出題されている。力学からは、等加速度運動、運動方程式が、電磁気学からは、磁場・電磁誘導がよく出題されている。波動、熱力学からは満遍なく出題されている。毎年難易度にばらつきがあるが、標準~やや難の問題が多い。試験時間に対して問題量が多いため、時間配分には十分注意したい。また、合格最低点を突破するためには全ての問題を解く必要はない。簡単な問題から高速で正確に解くことが合否の鍵となる。そのため、まずは『良問の風』を使って基礎力をつけること。高得点を狙うのであれば、『名問の森』を使って演習を繰り返すと良い。

《生物》

レベル: やや難
問題量: 多い
出題形式: マークシート形式
2 0 1 2、2 0 1 3 年度は大問3 題。2008~2011、2014年度は大問3題。満遍なく全分野から出題されているが、特に、動物の反応、遺伝からの出題が目立つ。問題は標準~やや難のレベルで構成されており、深い知識や考察力が要求される。合格点を獲得するために、まずは基礎~標準レベルの問題集を一冊仕上げてから、教科書や便覧を使って細かい生物用語の確認をしておく必要がある。重要とされている用語だけでなく欄外の参考として書かれている知識にも目を通しておくと良い。実験問題、計算問題が多いため、過去問などを使って問題に慣れておく必要がある。

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