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近畿大学医学部の傾向と対策

※執筆当時のものです。最新版は勉強法・対策で紹介していきます。そちらを参考にしてください。

《英語》

レベル: やや難
問題量: 標準
出題形式: マークシート形式
例年大問5題。文法・語彙問題が2題、英作文が1題、長文読解問題が2題という構成になっている。長文読解問題は、内容一致、空欄補充が中心である。2題とも、やや馴染みの薄い題材が文章として出題されているが、本文の内容をしっかり理解出来れば高得点を狙うことは十分可能である。読解問題でも見られることだが、文法・語彙問題では、毎年難易度の高い単語や熟語が頻繁に出題されている。英語の配点が高いため、日頃から意欲的に単語・熟語学習に取り組み、得点できるようにしておきたい。

《数学》

レベル: 標準
問題量: 標準
出題形式: 記述形式
例年大問3題。数ⅠAⅡBが出題範囲に指定されており、数Ⅲからは出題されない。三角関数、図形と方程式、数列が頻出単元である。問題は基本~標準レベルであり、難問はほとんど見られない。誘導形式で、計算が煩雑になる問題が多く含まれているため、計算力を養っておく必要がある。日頃の演習時から式を立てて終わりではなく、最後の答えまでしっかり出す訓練をし、計算力を鍛えておきたい。『黄チャート』での学習が終わったら、近畿の過去問や同じく誘導形式であるセンター試験の過去問を使って演習し、誘導形式の問題に慣れておくとよい。

《化学》

レベル: 標準
問題量: 標準
出題形式: 記述形式
例年大問3題。理論分野、無機分野、有機分野から満遍なく出題されている。問題のほとんどが標準レベルの典型問題である。合格するためには高得点が必要となる。稀に見慣れない問題が出題されることがあるが、問題文をしっかりと読めば解ける問題である。空欄補充などは素早く解き、見慣れない問題に時間を回せるかが高得点を取れる鍵となる。標準的な問題集を使用し、ミスなく高速で解く訓練を常にしておく必要がある。

《物理》

レベル: 標準
問題量: 標準
出題形式: 記述形式
例年大問3題。過去に熱力学から出題された年もあったが、ほぼ毎年、力学、電磁気学、波動から出題されている。力学からは、仕事とエネルギー、単振動、電磁気学からはコンデンサーがよく出題される。問題は標準問題が多いが、やや難の問題も含まれる。計算が煩雑になる問題も含まれているため、難しい問題は後回しにするほうがよい。また見慣れない問題が毎年出題されるが、まずは標準レベルの問題集を一冊しっかりと仕上げ、物理を得点源に考えている受験生のみ『名問の森』まで仕上げることで、様々な問題に触れておくようにしよう。

《生物》

レベル: 標準
問題量: 標準
出題形式: 記述形式
例年大問4 題。出題範囲は偏りがなく、全分野から満遍なく出題されている。2013年は易しめであり、2014年はやや難の問題が出題された。このように年度により難易度にばらつきがあるため、難易度が高い問題が出題されることも想定して対策をしておく必要がある。ただし、まずは標準レベルの問題集一冊をしっかりと仕上げ、苦手分野をなくしておくことが重要である。易しい問題を短時間で正確に解き、どれだけ難しい問題に時間が回せるかがポイントとなる。論述問題が頻出のため、生物用語の意味をしっかりと覚え、自分の言葉でまとめられるようにしておこう。

この記事の監修

 名古屋講師会_浅木真里

株式会社神戸講師会 教務部長浅木真理

大学受験指導歴19年、名古屋講師会創業時より医学部受験、難関大学受験のカリキュラム作成を担当。
数多くの生徒を難関大、医学部に合格させてきた講師会で、学習支援をしてきた受験生とその保護者は1000人超。

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