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【東海高校】慶應義塾大学薬学部合格体験記

2022年07月12日

部活三昧の生活から浪人生活へ突入、個別指導で苦手克服

小4~毎日塾に通い、受験勉強を頑張ったその結果、県内トップの東海中学に進学しました。

中学校からは授業中ほとんど寝ているか、友達と話していて、授業はまったく聞いていませんでした。そのため、赤点を取ったり、補習を受けなければいけませんでした。部活に入っていたこともあり、平日の授業後と土日は部活三昧。高校に進学してからは、校則がゆるくなったこともあり、余計にだらけていました。それでも、赤点、補修の多さにさすがに危機感を感じるようになり、高1の秋から学校フォローのための塾に週1ペースで通い始めました。高3の夏に部活を引退、そこから受験勉強を本格的に始めました。勉強を始めた当初は基礎力がなく、かなり苦戦しました。そして、当然のように浪人となりました。浪人中は予備校に通っていました。予備校は授業をしっかり聞いて授業のペースで勉強するために通ったわけではありません。自習スペースを確保し、わからないところをすぐに聞けるようにするために通いました。ただ苦手科目だった英語のみ、自力で勉強するのは厳しいと思い、講師会名古屋本山校の個別指導でみっちり教えてもらうことにしました。

慶応の薬学部を受験した理由

  • もともとは農学部に進学し、バイオテクノロジーについて学びたいと考えていました。色々と大学について調べていくうちに、薬学部でもにたようなことを学べると知りました。また、薬学部の方が大学卒業後の就職に強いと思い、薬学部を志望することにしました。その中で慶応を志望したのは、
  • 学生数が少なく、教授との距離が近い
  • 有名企業への企業見学が可能
  • 設備が充実しており、キャンパスがきれいだったこと
  • 都会に大学があること

が理由です。

いつから受験勉強を始めるべきか

僕は高3の夏から受験勉強を始め、浪人しました。やはり、受験勉強は最低でも1年半から2年必要だと思います。もちろん、それより早くても大丈夫です。僕が苦手だった英語は中学生からの積み重ねなので、一度苦手になってしまうと、取り戻すのにかなり時間がかかります。僕の場合は、講師会名古屋本山校の個別指導で中学文法を完璧にするところからやりなおしました。

合格するための効率のよい受験計画のたて方

計画はどれだけたてても思い通りにいかないので、細かい計画はたてませんでした。11月中旬からセンター試験直前期はセンター試験対策をするといったざっくりした計画でした。

実際の浪人生活一年間の学習スケジュール

4月~5月前半 基礎固めの時期
5月後半~7月前半 実践演習の時期
7月後半~8月前半 復習の時期
8月後半~9月 実践演習の時期
10月~11月前半 復習の時期
11月中旬~ センター試験対策

基礎固めの時期

教科書を繰り返し読み、基本的な知識を身に付けるようにした。また、予備校の授業を活用し、自分の弱点を知り、対策するようにした。

実践演習の時期

ひたすら問題を解き、間違えた問題にチェックをつけて何度も取り組みました。

復習の時期

新しい問題に手を出すのではなく、実践問題の間違えてた問題のみを一通り復習しました。そこでスラスラ解けなかった問は何度も復習するようにしました。特に10月以降は、入試を意識し、ただ答えを導くことができるかだけでなく、答案の作成の仕方にも力を入れるようにしました。答案の作成方法に関しては、模試と予備校の先生を利用しました。理系科目は、すべて、予備校の先生に添削をしてもらいました。

慶応大学薬学部の合格を決めた勉強法

浪人生の8月に中学文法から復習した英語

英語は中学からずっと嫌いな科目でした。そのため、自分でたてていたはずのざっくりとした年間スケジュール通りには進みませんでした。ほぼ勉強せず、浪人生活の半分を過ごしてしまいました。8月半ばの時点で偏差値は50くらいでした。さすがに焦りましたが、これまでの自分を振り返り、自力では絶対にできないと思い、個別指導で先生に管理してもらおうと決めました。自分にあった個別指導をしてくれる塾を探していた時に、講師会名古屋本山校を知りました。HPを見て、偏差値を大幅に上げたい、と思い、入会を決意しました。入会当初はセンター試験の英語がまったく読めず、かなり焦っていましたが、講師会名古屋本山校の先生は「とにかく基本となる中学の文法からやっていくことが一番の近道だから」と度々伝えてくれました。この先生たちの言葉で安心し、基本の学習をおろそかにせずにすみました。授業内容は、まずは簡単な問題から、それこそ中学文法からみっちり指導してもらいました。そして、自分では気付かないうちに、徐々に問題のレベルを上げてくれていて、自然とセンター試験レベルの長文が読めるようになっていました。自分では「どこが分かっていてどこが分かっていないかすら分からない」状態だったので、とてもありがたかったです。また、毎回宿題を出してもらい、単語テストをしてもらいました。 自分では合格に向けて何をしたらいいかわからなかったため、強制的にやれたのはよかったと思っています。

教科書を何度も読み基礎固めをした化学

基礎固めの時期は、教科書1冊すべてを覚えてしまうくらい、何度も教科書をみました。実践演習の時期にはまず1冊を数回繰り返し、その後、複数の問題集に取り組みました。浪人生前半は、順調に偏差値が上がりましたが、秋頃から伸び悩むようになりました。講師会名古屋本山校の先生に相談してみたら、知識の曖昧さが原因ではないか、と指摘されました。そのため、もう一度教科書に戻り、1つ1つの単語の意味、定義をしっかりと確認しました。そのとき意識したことは、「友達に教えられるレベルまで」仕上げることです。問題集は何冊も取り組まず、1冊を完璧にすることで合格が近づくと講師会名古屋本山校の先生に教えてもらいました。以前取り組んでいた問題集1冊を「どこを聞かれても完璧に答えられるように」繰り返し取り組むようにしました。1冊の問題集を完璧にしたことで、有機、無機のすべての問題は解き方がパターン化されていて、演習を繰り返していくうちに自然と定着していくことを実感しました。これは、暗記分野、理論分野の両方にいえることです。

数学

慶応の入試問題は、例年、基本レベルの問題と難易度の高い問題の両方が出題されます。合格点をとるためには、難しい問題が解けるようになる必要はなく、基本問題を確実に解けるようになることが重要です。そのため、基本~普通レベルの問題を何度も何度も取り組みました。

微積の問題は途中計算でミスをしがちでした。そのため、計算演習を繰り返すことで定着をさせました。数学は、徐々に問題のレベルを上げていくのがいいと思います。仕上げの時期の答案作成の仕方の向上には時間がかかります。数学は、上の年間スケジュールよりも、若干、早い時期に実践演習を終わらせたほうがいいと思います。化学同様、よく出題される問題の解法はまるっと覚えるのが効果的だと思います。

タイマーを活用し、制限時間を意識して解く

どの科目にも共通することとして、問題に取り組むとき、時間を計ったのはよかったと思います。現役時代の入試本番、模試では、計算ミス、ケアレスミスをよくしていました。焦っていたのだと思います。浪人生活では、普段の勉強の時からタイマーを活用し、時間を意識することで、緊張感をもって演習することができました。また、何度も同じ問題に取り組んでいたが、毎回、タイマーで時間をはかることで、以前よりも短い時間で正解できたと実感することができました。以前よりできるようになったと実感することでテンションが上がり、モチベーションアップに繋がりました。

暗記科目のノート作成方法

暗記科目は、最初からすべてをノートにまとめるということはしませんでした。何度か読んだり確認するなかで覚えていけていないものに限り、ノートを作成するようにしました。

過去問はいつ使うべきか?

志望校の傾向によって、勉強の方針が変わってくるため(出やすい単元の把握、科目毎の配点を知ることで力を入れるべき科目を決める、など)、過去問は早めに目を通しておくことをおすすめします。過去問は直前期の演習のためにとっておきたい、という人もいるみたいですが、春頃に見た問題は直前期には忘れていることが多いので、そんなに心配する必要はないと思います。それに、直前期は過去問演習よりも、それまでの復習にどうしても時間が取られてしまいます。過去問をとっておいて、結局、手がつけられなかった、ということにもなりかねないと思います。

模試の成績について

模試の偏差値や判定は悪いと気になってしまいがちだけど、僕はあまり気にしすぎないようにしました。もちろん、最終的な志望校決定のときは、冷静に模試の判定を参考にする必要があります。でも、勉強をしている途中に判定にいちいち一喜一憂しすぎると、モチベーションが下がります。得策ではないと思います。模試はうまく使うもので、数学や英語の記述問題で減点されたところを分析して答案作成のポイントを学んだり、模試でできなかった問題の類似問題にとりくみ、実力をつけるように活用するのがいいと思います。

慶応薬学部受験におすすめの参考書・問題集

英語

  • 高校リード問題集Ⅰ・A
  • ハイパー問題集レベル1、2
  • 必修英語長文問題精講
  • 合格英単語600
  • 合 格英熟語300

化学

  • 化学の新演習
  • 駿台のテキスト

物理

  • 名門の森
  • 新体系物理

数学

  • 1対1対応の数学
  • 新・スタンダード演習
  • 青チャート

予備校・個別指導塾の利用法

僕は自分のペースメーカーとして予備校を利用していました。予備校の予習、復習をきっちりとしていれば自然と学力は上がっていきます。逆に、予習をせずに予備校にいくのは時間もお金ももったいないと思います。

ある程度自分で勉強を進められる科目は予備校の集団授業で十分だけど、僕の英語のように何をやったらいいか分からない状態だったり、苦手意識が強すぎて勉強すること自体が難しい場合、集団授業についていくことは難しいので個別授業でみっちり教えても らうのがいいと思います。

直前期の効果的な勉強法

過去問の演習をさっと行い、自分の弱点(間違えた問題、解けたけど時間がかかった問題、解き方に不安があった問題)を問題集でやり直しました。過去問はあくまで自分の弱点を探る程度で、過去問演習ばかりを行うのは、かける時間に対して得られるものが少ないと思います。また、新しい問題集には手をつけず、今まで使っていたものをやり直すのがいいと思います。

慶応大学薬学部入試の当日

会場では、周りに頭の良さそうな人を見かけると落ちるんじゃないかと心配になるので、極力周りを気にしないようにしました。どうしても目に入ってしまった場合は、必死に勉強している人をみることで落ち着くようにしました。「自分はここまで必死にやって来たから今さらあせ らなくても大丈夫」、と自分を言い聞かせるようにしました。

慶應義塾大学薬学部の受験本番では、休憩時間、トイレがかなり混んでいました。休憩時間の終了間際になると、問題配布や持ち物検査があり、指定時間に多少遅れて教室に入っても問題がありませんでした。そのため、あえて、休憩時間終了間際に滑り込みでトイレに行くようにしました。駅からはかなり歩くので、余裕を持って試験会場に向かうことをおすすめします。制服と私服の割合は4対6くらいでした。受験票に名前を書くところがあるため、これを忘れないように。

慶応薬学部に合格する時間配分、見直しのこつ

基本的な問題が多いので、すこしでもつまった問題に時間をかけるより、できるだけ早く一通り問題を解くほうがいいと思います。時間が余った場合、溶けていない難しい問題に時間を使うよりも、解けた問題の見直しをする方が効率 がいいと思います。

合格体験記を読んでいる受験生のみなさんへ

合格するために必要なことは、何よりも「自分で成績を上げていく」という意思だと思います。ただ漫然と予備校に行っても絶対に合格はしません。予備校に行ってただなんとなく授業を受けるのではなく、予備校を使ってしっかり自分で勉強していく、という姿勢が大切です。

予備校・個別指導塾の先生はモチベーションを上げてくれる人を!

僕の場合、苦手意識のなかった理系科目は予備校をうまく使い、成績を上げることができました。英語は予備校の授業を聞くだけで何も力になっていない、身に付いていない状態でした。そんな僕が英語を合格レベルまでもっていくことができたのは、講師会名古屋本山校の個別指導で中学文法から徹底的にやり直したからです 。僕が英語が苦手だということを先生方はしっかりと理解してくれて、決して僕を焦らせるようなことを言ったりしませんでした。「中学文法から始めてこのままで間に合うのか?」と不安になりかけた時、絶妙なタイミングで「合格までの最短距離だから」、と言ってくれました。おかげで、焦焦らずに、目の前のやるべきことに集中することができ、自然と力をつけていくことができたのだと思います。講師会名古屋本山校に通うことで、英語の実力はもちろん、他強化の勉強の仕方も相談でき、最短で合格に向けて進むことができたと思っています。みなさんも予備校、塾を選ぶ際には、モチベーションをしっかりと見て声をかけてくれる先生、ゴールまでの道筋をしっかりと把握している先生に指導してもらう ようにしてください。

この記事の監修

 名古屋講師会_浅木真里

株式会社神戸講師会 教務部長浅木真理

大学受験指導歴19年、名古屋講師会創業時より医学部受験、難関大学受験のカリキュラム作成を担当。
数多くの生徒を難関大、医学部に合格させてきた講師会で、学習支援をしてきた受験生とその保護者は1000人超。

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