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【南山女子部】名古屋市立大学医学部合格体験記

2022年07月12日

現役      A.Sさん

効率の良い勉強を意識する

小学校4年生から中学受験に取り組み始めました。しかし、5歳から始めていたテニスが中心の生活で、週3回の塾には遅れて行くこともしばしばありました。そんな環境にあっても、どうせやるならトップ校を目指したい、という気持ちはあり、テニスで塾の時間が削られる分効率よく勉強をしていかなければ、という気持ちは中学受験の時からすでにあったと思います。

中学校時代はテニスの練習が毎日あり、それまで以上にテニス中心の生活でした。ですが、最低限宿題は取り組むこと、また、テスト前に集中して勉強する、という方針で取り組んでいました。対策が不十分で、定期テスト(英語)や漢字コンクールなどで追試になったこともあります。中2の時に数学の定期テストで50点代を取ってしまい、「このままではまずい」と気づきました。それからは問題集を2周やってテストに備えるようになりました。こうしていくうちに、日々勉強に取り組むという学習習慣が身に付いていきました。問題集を繰り返し行うようになると、自分に足りていなかったのは理解ではなく演習量だと気づきました。そこからはさらに演習量を確保するため、学校の授業中も先生の話を聞くのではなく、ひたすら問題集に取り組むようになりました。

高校生になり、大学受験のことを考え始めたとき、母のような働き方をしたいと考えるようになりました。私は両親が共に医師です。父は私が幼い頃、とても忙しそうでした。子供ながらに「医師という仕事は大変な仕事なんだ。私には無理だな。」と思ってきました。しかし母は私の塾の送り迎えをしてくれたり、日曜日はいつも家にいてくれました。「父だけを見て『医師は無理』と決めつけていたけど、母のような働き方もできるんだ。」そう思いました。そこから両親の話をいろいろと聞いていく中で、医師のいう仕事の素晴らしさに気づき、自然と医師を目指すようになりました。そのため、高1の時から、予備校(数学)と講師会名古屋本山校(英語)に通い始めました。予備校は学校の先輩が多く通っていたため、講師会名古屋本山校は兄の勧めでした。兄は私以上にテニス中心の生活をしており、講師会名古屋本山校に通うまではまったくといっていいほど勉強をしていませんでした。そんな兄が、講師会名古屋本山校に通い始めてから受講していた英語はもちろん、数学にも自力で取り組み始めたのを見てとても驚きました。兄のその様子は、「この塾に通えば私も大丈夫!」そう思わせました。

受験勉強、特に医学部入試は険しい道です。その道を最短で進めていくためには、勉強に対するモチベーションが最も重要だと私は感じています。講師会名古屋本山校の先生方は、生徒一人一人のモチベーションに留意しながら、その時々に必要なサポートをしてくださいました。モチベーションが上がってきている時には一気に負荷をかける。調子が乗っていない時には優しい声をかけてくれる。こういったサポートのおかげで、私は変なプレッシャーを感じることなく、勉強に向かうことが出来たと思います。講師会名古屋本山校の先生方は本当の意味で「志望校合格へ最短で、効率よく」というものを研究している。そう強く感じました。

高1の頃は週6回、高の頃は週5回、というように、というように受験に向けて塾に通い始めたとは言っても、まだテニス中心の生活のままでした。それでも中学受験の時から意識してきた、「効率よく」をしっかりと意識して、周りの子より時間がない分、工夫して勉強に取り組むようにしました。例えば数学は、予備校のカリキュラムが高2の12月に全課程を一通り扱うというものでした。予備校では定期的にクラス分けのテストがあったため、まずそこに向けて勉強する、その次は学校の定期テストに向けて勉強する、というスタイルで、各単元を短期間で3~5周させていました。予備校も講師会名古屋本山校も学習した内容を復習しないまま次に進むことは絶対にしたくなかったので、復習はしっかりとしていました。勉強時間は、学校の数学や、入試に必要ない科目の授業中、土日です。学校の授業中はそのような感じでしたが、テストはどの科目もしっかりと取り組んでいました。性格上、それなりに成績をとっておけばいいというのができず、やるかやらないか、の二択でした。現代社会のみ、どうしても好きになれずテスト勉強しませんでしたが、その他はしっかりと取り組んでいました。そのため、元々推薦入試を狙っていたわけではありませんでしたが、日々の積み重ねの結果、推薦をしていただけることになり、名古屋市立大学へ推薦入試で合格することができました。

志望校が決まるまで

元々地元で一番ということもあり名古屋大学を目指していました。しかし名古屋市立大の高校推薦枠があると知り、「絶対に現役で合格したい」という思いから、チャンスを増やしたいと思い、推薦入試を受けることにしました。

合格できた私の勉強法

テキスト

英語
・高校リード問題集ⅠA
・ハイパー問題集レベル1、2、3
・英語長文問題集2、3
・英語長文500
単語帳は学校で小テストが実施されていたため、学校で配布されたユメタンを使用していました。

化学
・新標準演習(三省堂)
・新演習(三省堂)
・リードα(数研出版・学校問題集)

数学
・体系問題集(学校問題集)
・スタンダードⅠAⅡB(数研出版・学校問題集)
・クリアーⅢ(数円出版・学校問題集)
・予備校のテキスト
・過去問
体系問題集は各定期テストに合わせて2~3周、スタンダードは入試に向けて2~3周扱いました。

物理
・セミナー(第一学習社・学校問題集)
・予備校のテキスト
・過去問
セミナーは各定期テストに合わせて2~3周扱いました。

現代文
・センター試験過去問

古文
・講師会名古屋本山校の授業のみ

漢文
・句形マスター
・センター試験過去問

苦手科目を克服した勉強法

英語
中学時代、定期テストで追試になってしまったこともあるくらい、自分的には苦手科目でした。そのため長文読解の土台となる文法学習からしっかりと進めていきました。講師会名古屋本山校では、ただ文法をテキストに沿って進めていくのではなく、文構造のチェックをしたり、和訳をしたり、1冊のテキストを本当の意味で完璧になるまで扱っていきました。授業中よく先生から、「人に説明できるレベルまで」仕上げないといけない、と言われ、実際に先生に説明したこともあります。また、「なぜ文法を学習するのか?」や、「長文で文法をどのように活かしていくのか?」を繰り返し指導してくださっていたため、不安を感じることなく、日々目の前の学習に集中して取り組むことができていたと思います。意味が見いだせないとまったくやる気が起きない性格なので(そのため現代社会の勉強が嫌いでした)、これはとてもありがたかったです。「何のために」「どのレベルまで」をはっきりと示してくださったことは、その他科目の受験勉強にも役立ちました。

高2の1年間はセンター試験レベルの少人数制のクラス授業に参加しました。

高3の1年間は国立大入試二次試験対策として、個別授業で記述式解答を作成する演習を中心に指導していただきました。

英語の長文は、学校と講師会名古屋本山校の授業以外には解いていません。その代わり、一度扱った英文は単語・熟語も含めて完璧になるまで、繰り返し復習していました。

このように講師会名古屋本山校の先生はその時の私に何が必要か?をしっかりと考えてくれ提示してくれていました。とても効率がよく、志望校合格へ向けて最短で進んでいくことができている。そう感じながらとてもいいモチベーションで勉強に取り組むことができていました。受験のプロとして、絶対の安心感がありました。

化学
数学・物理は演習量をこなすことで身に付いていく科目であるのに対し、化学は無機のように暗記単元もあったりと演習だけではどうにもならないことをなんとなく感じていました。いつかなんとかしないと、とは思いつつ、勉強方法がよく分からず、高3の6月まではとりあえず定期テストの勉強くらいしかできていませんでした。受験科目になることは分かっていたので、毎授業を丁寧に復習し、定期テスト前は学校問題集を2周取り組んでいました。そして夏休みから講師会名古屋本山校で受講することにしました。それまで学校で使用していたレベルの高い問題集をやめ、基礎~中級レベルの問題集に切り替えました。「このテキストで入試に対応できるの?」とテキストを渡された瞬間は感じましたが、英語同様なぜその問題集を進めていくか?を丁寧に説明してくださいました。

  • 「少し簡単かな?と思うレベル」から学習を進める方が、サクサク問題が解けて自信につながりやすい。
  • 結局土台の力が身に付いていなければ、どれだけレベルの高い問題集をやってもその解法が身に付くだけで応用力が身に付かない。

この2点が理由です。そう言われ、先生を信じて取り組むことにしました。実際にその問題集に取り組んでいくと、自分ではわかったつもりでいた箇所がいくつもあったので、やはり基礎レベルから始めて正解だったと感じました。

国語
現代文は講師会名古屋本山校の先生の指示通り、センター試験の過去問を、夏休みから解き始めました。センター試験の問題をただ解くだけではなく、間違えた設問に関して、「なぜそれが正解になるのか?」の根拠を本文から探すようにしました。解答の読み込みはあえてしませんでした。最初は解く時間が目標の20分に対して全然足りず、不安に思うこともありましたが、その時は必ず先生に報告するようにしていました。すると先生は、「今は時間が足りなくて当たり前。やり方を身に付けているところだから。これまでのようにただ文章を読むだけでなく、設問の解き方も意識しているから、むしろ今までより時間がかかっても当然くらいに思っていた方がいいよ。大丈夫、やり方さえしっかりと身に付けば、演習を重ねるうちに自ずと時間は短くなっていく。焦らずやっていこう。」と声をかけてくださり、安心して演習を続けていくことができました。

古文は高2の2月~文法学習を始め、高3の1年間、クラス授業を受講しました。自力では古文まで手が回らない状況だったので、授業で強制的に取り組むことができたのはよかったです。先生が「このクラスの復習を完璧にすれば二次試験も大丈夫だから」と言ってくださり、扱う文章を工夫してくださっていたため、とても効率よく勉強を進めていくことができたと思います。

漢文は高3の夏休みに句法を復習することから始めました。これは、「漢文は古文の文法に基づいている。そのため古文文法が完璧に理解できていない段階で学習するのは遠回り」と講師会名古屋本山校の先生が教えてくださったからです。私はこのように、通年の古文演習、夏休み中の集中した漢文演習により、それぞれを得点源にすることができました。

医学部受験生は皆国語に苦戦すると思いますが、古文を最低限仕上げてから、漢文→現代文の順に仕上げていくことをお勧めします。古文を仕上げてから漢文というのは先に書いた通りです。現代文を後回しにするのは、勉強しても結果に繋がりにくいからです。国語200点のうち現代文が100点のため、確かに早く対策を始めた方がいいのですが、学習を進めていくためにはモチベーションが重要です。なかなか成果の出ない現代文にイライラしながら取り組んで古文・漢文をおろそかにするよりも、古文・漢文を先に仕上げてしまうことがずっと効率がいいです。古文・漢文はやった分がそのまま力につながるからです。

最短で基礎力をつけるコツ

一番重要なのは化学のように、「少し簡単かな?」と思うレベルから勉強を始めることです。そして、「人に教えられるレベル」を目標に、一つずつ焦らなくていいので完璧にしていくことです。私は予備校も講師会名古屋本山校も、次の授業に行く前に復習を完璧にして行きました。

また、英語・古文・化学(講師会名古屋本山校)に関しては、復習内で理解できなかった箇所を質問するようにしていました。消化不良のまま新しいことを学んでも、力は積み上がっていかないと思っていたからです。

単語の勉強は毎日行いました。学校で頻繁に小テストがあったのは助かりました。私は隠さず読むという方法で勉強していました。

役に立ったアイテム

ネットをうまく利用して勉強しました。あまり学校の授業を聞いていなかったこと、学校や予備校で先生を捕まえて質問する、ということがあまり得意ではなかったため、解法を調べるのによく利用しました。学校の授業は仕方ないと思いますが、ペースがゆっくりすぎて自分ではわかっている部分にも時間を割かれるのがいやだったため、私にはこのやり方があっていたと思います。神戸講師会の先生方は、私のこのような性格をしっかりと把握してくださっており、無駄に感じる部分はありませんでした。クラス授業の際も、プラスルファのプリントを用意してくださっており、「あなたはこの部分は理解できているからこちらをやっていてもいいよ」と言ってくださったので、余計なストレスを溜めること勉強に向かうことができていました。

予備校の利用法

数学・物理のように、演習量が重要な科目は予備校に通い、量とペースを確保するのがいいと思います。一方英語のように添削が必要な科目や、化学のように自力ではどうしたらいいか分からない、という科目は、私のように個別指導に通うのがいいと思います。特に、講師会名古屋本山校の先生方は、とてもフレンドリーで、授業中もとても質問しやすかったし、他の科目についての進捗を確認してくださったり、と全体的な入試までのサポートをしてくださいました。推薦入試に向けても、志望理由書の書き方や、小論文に向けての対策などを、押し付けではなく教えてくださいました。このように、生徒一人一人に寄り添って指導してくださる所が、講師会名古屋本山校の、大きな魅力だと思います。

この記事の監修

 名古屋講師会_浅木真里

株式会社神戸講師会 教務部長浅木真理

大学受験指導歴19年、名古屋講師会創業時より医学部受験、難関大学受験のカリキュラム作成を担当。
数多くの生徒を難関大、医学部に合格させてきた講師会で、学習支援をしてきた受験生とその保護者は1000人超。

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