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【愛知高校】帝京大学医学部合格体験記

2022年07月06日

2浪目に偏差値30台の英語を強化するため入会

現役時代から2浪目までずっと同じ大手予備校に通っていましたが、英語の偏差値がまったく上がらず(2浪目の5月に受験した模試の偏差値は英語・物理共に30台でした)、かなり悩んでいました。ちょうどそのころ、たまたま本屋で講師会名古屋本山校の本を見付け、藁にもすがる思いでその本を読んでみることにしました。すると、名古屋に塾があることを知り、「とにかく英語の偏差値を上げたい」と思い、講師会名古屋本山校に通うことを決めました。その時は既に予備校に通っていたのですが、それにも関わらず入会を迷わなかったのは、講師会名古屋本山校は入会金がないこと、授業料は一括前納でなく、月謝制であったこと、授業料返金制度があることが大きかったです。また講師会名古屋本山校は、とりたい科目、授業数だけ受講することができます。塾・予備校を選ぶ際には、こういう制度があるか、自分のニーズに合っているか、を慎重にチェックする必要があると思います。

浪人生の上手な受験勉強のスタートの切り方

「春休みは遊んで予備校の授業開始から頑張ればいい」という人もいますが、遊びまくるのではなく、1日の時間は少しでもいいので毎日勉強する方がいいと思います。僕の場合はとにかく毎日勉強をする、そしてその後遊びに行く、というスタイルでやっていきました。

5月の模試で良い判定を出したいと考え理科を一生懸命やる人もいますが、最終的な志望校合格に向けて最短で進めていきたいなら、理科は後回しで数学・英語の基礎を固めることをおすすめします。講師会名古屋本山校の本にもありますが、まずは1~2科目に絞って学習することが志望校合格に向けて最短となります。これは、①科目を絞った方が正しい勉強の仕方が身につきやすく成績を上げやすい、② 1つの科目の成績が上がることで自信がつき、正しい勉強方法が掴めているため他科目の成績も上げやすくなる、という2点が理由だそうです。くどいようですが、絞る科目としては数学・英語の基礎を固めるところから、理科は後回しにするべきです。

講師会名古屋本山校に通い、実際に行った勉強法

最初に手をつけたのは苦手意識が強かった英語です。僕は上にも書いたように、「最初に理科を上げて判定を良くしよう」と思っていたので、当初先生にそのように提案された時はとても驚きました。当然、「本当にそれでいいのかな」という不安もありました。しかし、先生は上記のような理由をしっかりと説明してくれたので、最終的には納得し、そのとおりに進めていきました。結果として英語の偏差値がぐっと上がり、私大医学部という目標に達することができたと思っています。

具体的な流れとしては、授業では中学文法のやり直しから、自習では授業の復習と単語・熟語の暗記のみ取り組みました。「それだけでいいの?」と思うかもしれませんね。僕も最初はそう思いました。しかし先生から「とにかく1つずつの文法事項を完璧に」、「人に教えられるレベルまで」、と繰り返し言われ、それを意識して勉強していたら、自然と長文が読めるようになっていきました。焦ってしまって一人で先へ進んだり、長文読解の演習をしていたら、偏差値がぐっと上がることはなかったし、志望校に合格もしていなかったと思います。

参考書・問題集の上手な選び方・使い方

基本的には自分が「これ!」と決めたテキストを信じて使い続けるのが一番いいと思います。僕の場合は数学・化学は予備校のテキストを使いました。それは、予備校のテキストは一年間で勝負出来るレベルになれるように作られているだろうと思ったからです。もしテキストのレベルが高いと感じた場合には、自分に見合ったレベルの問題集になるべく早い段階で変え、その1冊を完璧になるまでやりこむべきです。僕は、いい問題集だから有名になった、と思っているので、有名なテキストで自分に合いそうなものを使えばいいと思います。英語・物理は講師会名古屋本山校の先生に勧められたテキストを使いました。

帝京大学医学部に合格した英語の参考書

  • 高校リード問題集Ⅰ・A
  • NextStage
  • ハイパーレベル問題集レベル1・2・3
  • 合格英単語600

帝京大学医学部に合格した物理の参考書

  • トライアル物理Ⅰ・Ⅱ
  • 重要問題集

帝京大学医学部に合格した勉強法

英語・物理は講師会名古屋本山校を信じてやりこみました。少しでも疑問に感じたことや迷ったこと、また忘れていたことは、どんなに簡単なことでもすぐに先生に質問して確実な知識に変えるようにしました。

その結果、5月の模試では英語37.6、物理38.3だった僕が、9月の模試では英語55.8、物理61.6まで偏差値を上げることができました。

予備校の利用法

自分である程度やっていける科目(数学・化学)は、予備校で講義を受け復習する、というスタイルで勉強していきました。復習をしていて疑問に思ったところは、必ずその日のうちに講師に質問に行くようにしました。それは、次の日や次の授業の時に聞けばいいや、と思っていると、結局いつまでも質問せず、そこが苦手分野になってしまうと思ったからです。

講師会名古山本山校では、苦手な英語・物理を指導していただきました。物理は英語ができるようになってきたな、と実感がわいてきた7月から勉強を始めました。それまではまったく手をつけていません。講師会名古屋本山校の授業は個別指導です。自分で予習をし、その解説の講義を受ける、という予備校のスタイルでは苦手分野の克服が難しいことは1浪目で分かっていたので、授業中に問題を解く、つまったらヒントを出してもらったりすぐに解説をしてもらえたことが、苦手克服にとってとても効率が良かったと思っています。

また、上にも書いたように「とにかく基礎が大事」なのは分かっていたのですが、正直自分ではどこから分かっていないのかも分かっていなかったし、どう手をつけていったらいいかまったく分かっていない状態だったので、先生に言われたことをひたすらこなしていく、というのが最初のスタイルでした。

英語は中学文法から進めていきましたが、まずは配点の高い長文が読めるように、と長文読解において必要なところ、不必要なところを先生が最初に示してくれました。そして、医学部の入試では長文読解だけでなく文法問題も必ず出題されるが、それらは長文読解がある程度できるようになってきてから文法問題集用のテキスト(僕の場合はNextStage)を進めるように、と教えてもらいました。

普通は「どうせ文法を勉強しているんだから長文読解も文法問題も一気にやった方が効率がいい」と思いがちです。しかし、長文読解のための文法と文法の単独問題では重要なポイントが異なり、同時に進めることは逆に遠回りになります。こういうことを、僕が納得できるように1つずつの示してくれたので、合格する勉強法が身についたと思います。すべての指導に明確な理由があり、最短で志望校合格へ導く、という先生方の雰囲気が、僕をとても安心させてくれました。

また、とにかく講師会名古屋本山校では長文が読めるように、とやってきたおかげか、今の大学の授業でも英語の長文は問題なく読むことができています。物理は各大学毎の出題傾向と僕の苦手単元とを総合的に判断して、授業を進めてもらいました。たとえば、「原始物理は○○大学でしか出題されないから、入試直前のこれくらいの時期にやった方が効率がいいよ」と教えてもらいました。このように、医学部受験に精通していたこと、志望校に向けて常に最短で、効率を考えて指導してくださったことは、大変ありがたかったです。

直前期の効率的な勉強法

予備校の冬期講習は1つも取らず、これまでの復習をひたすらやりました。大抵の人が冬期講習を受講します。周りの雰囲気に流されて自分も受講しないと、と不安に思うかもしれないけど、講習を受けるよりも自分の苦手分野を潰す勉強に特化して取り組むべきだと思います。講義を受けずに、自分で問題を解いて分からないところだけを質問していました。効率が良かったと実感しています。

数学・理科は大学によって出題傾向に偏りがあるので、過去問を解き、完璧になるまで復習し、試験に合わせた勉強をしました。英語は、各大学の過去問を1年分ずつ、傾向とそれに対する自分の得手不得手を確認するために解いただけです。その時、ただ解いて終わり、ではなく、いつも行っている長文読解演習と同様、1文ずつを文法事項に忠実に和訳できるか、をチェックしていきました。このチェックが自分でできないということは、これまでの学習に抜けがある証拠です。分からなかったところは、塾でやった文法と長文の復習を戻って確認をしきました。

受験に役立ったアイテム・グッズなど

マスクが受験に役立ちました。受験は風邪をひいたら終わりです。

帝京大学医学部に合格したスランプの克服法、息抜き方法など

スランプの時は気持ちがダレてしまうので、必ず解ける簡単な問題に戻って解きまくりました。そうすることで「自分はできる」と自分を錯覚させ、自分の気持ちを引っ張っていくつもりでやっていました。

息抜きは1人ではなく、友人も誘いました。友人が勉強していると不安になるからです。

それから、土日の自習の時はお昼に美味しい物食べに行くと決めていました。それが凄く楽しみで、その前後は切り替えて集中して取り組むことができたと思います。

帝京大学医学部試験本番・実況中継

試験会場に向かう途中や、会場に着いてから試験が始まる直前まで参考書等に目を通している人がいますが、僕はそれはあまり意味がないと思います。それよりもリラックスする為に音楽を聞いたり、友人と話しをしていました。

もしどうしても見るなら、英単語か無機の沈殿の色のように、最終確認程度のものがいいとおもいます。試験直前に新しい知識が入ると試験中に混乱してしまうからです。

試験中、分からない問題は焦らずに飛ばし、出来る問題から確実に解答していきました。その1問を解かないと!と固執すると何も出来ずに試験時間が終わってしまうと思っていました。

終わった科目のことは忘れ、次の科目に気持ちを切り替えるよう努めました。一科目できていなくても、他の科目で挽回できます。

帝京大学医学部を志望する後輩へのアドバイス

1年間だけ死ぬ気でやってください。

死ぬ気というのは、食べたらすぐに勉強に戻る、絶対に毎日やる、ということです。そうすれば最初どれだけ成績が悪いとしても、必ず合格レベルまで上げていくことができます。僕も共に合格した友人達と、「去年の成績がどれだけ悪くても1年間ガチでやれば受かる」「何浪もしている人はやっぱりガチではやってないよね」と話しています。

僕も正直、1浪目はガチでやっていませんでした。2浪することが決まった春休みからガチでやり始めました。それは、1浪目の時に常に一緒にいた先輩が春休みにめちゃくちゃ頑張っていたのを思い出したこと、2浪仲間のうち僕以外は既に合格圏内にいる友人が多かったため、一緒に合格祝いをしたい、一緒に遊びたい、と思ったこと、そして当然、友人に置いていかれたくない、と強く思ったことが、僕にとってガチでやり始めた理由です。そして、ガチでやろう、と思いだして講師会名古屋本山校の本を見付けたことで、ただ闇雲に勉強するのではなく、どうしたら志望校合格へ最短で進んでいけるか、を考えて1年勉強することができました。僕は死ぬ気で頑張れ、と言いましたが、頑張る前に、何が今の自分に必要か、をしっかり考えてください。そういう根本のところを身につけることができてはじめて、本当の意味での自習ができるようになったと実感しています。勉強はかけた時間より中身だとこの1年をかけて強く感じました。念願の医学部に入学し、これから医師になるため、まだまだ勉強の日々は続きます。ですが、「何か今の自分に必要か」を冷静に考えること、ただ闇雲に時間をかけることが勉強ではないということ、を忘れずに頑張りたいと思っています。正しいやり方で進めれば、必ず結果はついてきます。がんばってください!

この記事の監修

 名古屋講師会_浅木真里

株式会社神戸講師会 教務部長浅木真理

大学受験指導歴19年、名古屋講師会創業時より医学部受験、難関大学受験のカリキュラム作成を担当。
数多くの生徒を難関大、医学部に合格させてきた講師会で、学習支援をしてきた受験生とその保護者は1000人超。

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